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FCC、Comcast のトラフィック制限に改善命令米連邦通信委員会 (FCC) は1日、米国最大手のケーブル通信事業者 Comcast が同社ネットワーク上の一部インターネット トラフィックを制限し、この行為に関して加入者に適切な通告を行なわなかったとして、これを非難する命令案を決議した。
FCC が賛成3、反対2で承認した命令は、Comcast に同社のトラフィック管理方法を変更し、2008年末までに具体的な変更案を含む命令遵守計画を FCC に提出するよう求めるものだ。なお、今回の決定で罰金が科されることはない。 FCC の委員長 Kevin Martin 氏は次のように述べている。「Comcast は、加入者のダウンロードを遅くし、アップロードをブロックしてきた。同社は、自社ネットワークの輻輳状況やファイルサイズの大小にかかわらず、こうした行為を毎日24時間休まず行なっていた」 「FCC は本日、Comcast に対してこうした行為を中止し、今後トラフィックをどのように管理していくのかを加入者に対して明示するよう命令する。これによって FCC は、すべての消費者にインターネットへの自由なアクセスを確保するための、さらなる大きな一歩を踏み出すことになる」 今回の決定は予想通りだが、ネット中立性、すなわちすべてのインターネット トラフィックは平等に扱わなくてはならないという原則をめぐる議論においては、重要な節目となる出来事かもしれない。米国議会ではネット中立性の立法化か何度が試みられたが、いずれも失敗に終わっている。そして今日まで、この問題に対して FCC が取る措置は公聴会の開催やパブリック コメントの募集に限られてきた。 Comcast にとって、今回の決定は明らかな打撃だ。 Comcast の広報担当者は声明の中で次のように語った。「当社は FCC が今回、満場一致ではないがこのような結論に達したことを遺憾に思う。当社の見解では、当社のネットワーク管理の選択は妥当なもので、業界の慣行にも完全に一致している。また Web サイトや、ピアツーピア (P2P) サービスなどのオンライン アプリケーションへのアクセスをブロックした事実もない」 関連記事 関連テーマ
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