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EMC、意欲的な新ストレージ『CLARiiON CX4』を発表EMC は5日、ミッドレンジ ストレージ システムの新製品群『CLARiiON CX4』シリーズを発表した。CX4 シリーズでは、容量の拡大に加え、仮想プロビジョニング、フラッシュ ドライブなどの先進機能を備えるとともに、ネットワーク接続性や障害回復のオプションを強化した。
CX4 シリーズは、2年前に投入した『CLARiiON CX3』シリーズに比べて容量が倍増した一方で、これまで EMC の上位クラス製品にしかなかったアドインを備え、高速で効率が良く、管理しやすいストレージを求める中小企業に対し、大きな訴求力を持ち得る。なお同社は、CX3 シリーズの販売も継続する。 EMC のストレージ製品マーケティング担当上級ディレクタ Barry Ader 氏は、取材に対し次のように語った。「当社の顧客は、容量や投資保護と同時に、革新も求めている。小さな企業から大企業の用途に応える拡張性だけでなく、次世代アーキテクチャにおけるパフォーマンスの新たな水準をももたらす」 増大し続ける膨大なデータの保存と保護に迫られている企業は、より大きな容量を持ち、コスト効率とエネルギー効率の高いネットワーク ストレージを求めている。そしてあるアナリストによると、EMC の製品強化は、ネットワーク ストレージ開発における新しい傾向を示すものという。 調査会社 IDC のアナリスト Ben Woo 氏は取材に対し、次のように語った。「CX4 シリーズは、これが単なるアップグレードだったり、低価格化や高速化を進めただけのものではないことを物語っている。同シリーズが示すのは、業界がどこへ向かっていくのかベンダー各社が考えなければならないということだ」 もっと単純な言い方をするならば、EMC と長年の競合関係にある IBM や Hewlett-Packard にとって、CX4 シリーズは注意を喚起する存在だ。どちらも同程度の容量のシステムを展開するものの、ハイエンドのオプションが利用できなかったり、追加料金で先進的なオプションを提供している。 今回発表となった製品は、『CLARiiON CX4-120』『CLARiiON CX4-240』『CLARiiON CX4-480』『CLARiiON CX4-960』の4種だ。各モデル名の数字は、ドライブの最大数を表わしている。CX4 シリーズは新技術『UltraFlex』を備え、システムをシャットダウンすることなく、『8Gb/s Fibre Channel』『10Gb/s iSCSI』『FCoE』などこれからの接続技術に対応できる。 また、フラッシュメモリを用いた SSD 技術に対応しており、性能向上が望める。EMC は1月、初めてフラッシュメモリ SSD 技術をハイエンド ストレージの『Symmetrix DMX-4』に導入した。 さらに、格納ドライブのスピンダウン機能を備えているため、未使用のドライブをスリープ モードにして節電することによって、運用コストを削減することも可能だ。 関連テーマ
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