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マイクロソフト、「Internet Explorer8 Beta2」を発表 〜 IE7 の5倍のスクリプト処理速度マイクロソフト株式会社は2008年8月28日、同社が提供する Web ブラウザ Internet Explorer の最新版である「Internet Explorer8 Beta2」(IE8)を発表、同日より提供を開始した。
■“標準準拠”と“互換機能” IE8 の対象 OS は、Windows XP/Vista、Windows Server2003/2008。“標準準拠”と“互換機能”を土台に「速い」「便利」「安心」をコンセプトとした構成となっている。 IE8 は、W3C の標準規格であり CSS2.1に準拠。これにより、相互運用性や互換性が向上するほか、サイト構築やメンテナンスが容易になる。 また、IE7 では正常に表示されるが、IE8 だと上手くページが表示されないといった Web サイトであれば「IE7 の標準モード」を使って互換性を確保しつつ、将来的には Web 標準に対応するといったことも可能だ。コンテンツ内で指定を行う際は META タグで、Web サーバーで指定を行う際は HTTP ヘッダ にて指定する。 ■スクリプトの処理速度は IE7 の約5倍 IE7 と比較して起動速度やダウンロードの速度が向上。その理由は、“HTML 解析”の高速化と“スクリプト処理”の高速化にある。 これまで、IE7 ではスクリプトの処理が終わるまで HTML の解析が行われなかったが、IE8 ではスクリプトの処理を行いながら HTML の解析を平行で行うため、高速化を可能としている。 また、スクリプト処理速度も向上しており、Sun Spider JavaScript BenchMark による測定(CPU:Pentium4 Processor2.8Ghz、メモリ:2GB)では、IE6 の7倍、IE7 の5倍の高速化を実現している。
■便利さを追求した新機能 IE8 では、ブラウジングを便利にするための新機能を多数実装。一度閉じたタブを再度開くことができる「新しいタブ」機能や、ブラウザの使用状況から検索履歴だけでなくお気に入りなどを含めた候補を表示する「アドレスバー」を搭載した。 これまで検索ボックスは、キーワードを入力して検索を行わなければ結果を閲覧できなかったが、IE8 では入力された文字列から、検索候補文字列や検索結果候補がその場で表示されるようになる。 また、気になるキーワードを調べる際も、従来は該当する文字列をコピーして、検索サイトなどで検索する必要があったが、新たに搭載された「アクセラレータ」機能では、文字列をドラックした際に表示されるアイコンをクリックすると登録されている Web アプリからそのまま検索することが可能。
Web ページの一部を切り取って保存し、同じページを表示しなくても最新情報を確認することができる「WebSlices」機能も追加された。 フィッシングサイトだけでなくマルウェアのダウンロードも防止する「SmartScreen フィルター」や、Cookie、キャッシュなどの履歴情報を PC に残さない「InPrivate ブラウズ」といった、セキュリティやプライバシーを重視した機能も搭載する。
IE8 より実装された「自動クラッシュ復元機能」では、これまでのように Web ページが異常終了しても、アプリが終了してしまうのではなく、該当するタブのみを終了して再度開かれるようになっている。
マイクロソフトでは今後、オンラインバンキングなどの重要な Web サイトや、閲覧の多い Web サイトへの IE8 対応の呼びかけ、また新たに実装された多くの機能への対応を呼びかけていくという。 関連記事 最新トップニュース
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