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IBM がストレージ事業の新戦略を発表西部劇にたとえるなら、バーのスイングドアが開き、そこに砂埃の混じる一陣の風とともに IBM が登場し、銃を収めたホルスターの留め金を外す音が聞こえてくるといったところだろうか。IBM は8日、新しいストレージ事業戦略を発表した。EMC に真っ向勝負を挑もうとする構えが、ありありと見て取れる。
これまでのように、顧客に独立型のハードウェアを販売したり、ソフトウェアツールに加えた唯一の強化を喧伝するのではなく、IBM は製品とサービスを強く結びつけ、クライアントの問題を解決するのに役立てようとしている。つまるところ、IBM が販売するのは、ソフトウェアとハードウェアとサービスを組み合わせた複合ツールボックスということだ。 これは、ストレージ市場を牽引する EMC の用いているアプローチに似た方法だ。しかし IBM によると、同社の新しいプランの方が製品の充実度は高く、組み合わせることのできるサービスの種類が豊富なおかげで、懐も深いという。 IBM System Storage の製品マーケティング担当ディレクタ Charlie Andrews 氏は取材に応え、次のように述べた。「われわれは、どんな問題があり、何に困っているのか、そしてどのようなものを必要としているかを知りたい。それが分かれば、顧客のインフラ構築および整備を支援するためにツールセットを提供できる。製品一覧の提示は行なわない。顧客がたじろいでしまいかねないためだ。データセンターに影響を及ぼす因子は数多くあり、われわれの手にはそれを支援するツールがある」 IBM が新戦略を発表した背景には、経済全体の低迷にもかかわらず、ストレージ支出が伸び続けていることから、全体的な景気後退を尻目に活力を保っているストレージ市場で、競争が激化しているという状況がある。 また今回の発表は、IBM が、ストレージ ソリューションを提供したり、関連商品との組み合わせ販売をする上で、顧客との対話強化に力を入れていることの表われだと指摘するアナリストもいる。 Enterprise Strategy Group の上級アナリスト Mary Johnston Turner 氏は取材に応じて、次のように述べた。「これは、単一のものとして IBM がこれまでに行なった中でも、最大規模のストレージ関連の発表だ。これは、新たな市場攻勢戦略で、IBM の営業およびマーケティング部門には、これまで以上に深く掘り下げた顧客との会話が要求される」 関連記事
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