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2009年11月7日
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Webビジネス2008年9月19日 11:30

ブロゴスフィアに抹殺されたプレスカンファレンス

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インターネット、ブロゴスフィア、そしてトゥイットスフィアは旧態依然の記者会見を誰も気が付かないうちに時代遅れにしてしまった。このことは絶対にメディアには内緒にしておきたい。

記者会見とは、何らかの発表をしたい組織に呼び集められたジャーナリストの集会で、広報担当者が、予め用意された声明を読み上げ、大抵は質問も受け付ける。

記者の派遣費用を負担できる報道機関だけに独占的な情報が提供されるため、ジャーナリストは記者会見が大好きだ。だが、一般的に記者会見はブロガーや一般大衆などの下層民を排除している。

また、ジャーナリストにとって非常に貴重なもの、つまり無料の食事や飲み物、果ては異国の地への旅行(もちろん、費用はすべて主催企業や記者を雇用する報道機関の負担)さえある。

そして最後に、記者会見は記者たちが人脈を広げたり、巧妙な質問をして仲間の前で見栄を張るための場所も提供してくれる。

記者会見の全形式は、政府機関や企業が一般に向けて何かを発表するのに最適もしくは唯一の手段が多数の記者を1つの部屋に集めることだった原始時代への逆行だ。現在、最も低コストで早くかつ効率的な方法は、Blog への投稿とネットで矢継ぎ早に行われる質疑応答を組み合わせたものだ。

米国の Condoleezza Rice 国務長官と、かつて「狂犬」の異名をとっていたリビアの指導者 Muammar Qaddafi 氏との会談に関する先日の New York Times の記事には、国務省が会談の詳細を同社の記者に伝える前に同省の Blog に書き込んで、「当該記者を激怒させた」との言及もある。

この記事は、国務省の報道官が会合の詳細をひた隠しにする中、8社の報道機関が記者をリビアまで派遣したことを指摘している。定例記者会見で発表される前に情報が Blog に掲載されたことに激怒しているのは、これが原因だ。

国務省による Blog 投稿のタイミングが新聞記事になったのは、それが例外かミスであったためだ。ここで疑問が生じる。われわれの政府は、自身が責任を持つ市民に対して故意に情報を隠すもしくはその公開を遅延させる一方で、何を基に情報を独占もしくは早期に報道機関に伝えるべきなのだろうか? 政府が一般市民と直接対話できる時代なのだから、そうすべきなのではないだろうか(もちろん、その後メディアにもその情報に関する質問をさせるのだ)? 

New York Times によると、国務省の Sean McCormack 報道官は大使館同士や国務省と一般市民との間の議論を喚起する目的で1年前に Blog を立ち上げたという。

しかし、メディアのクッションを入れずに大衆へ直接情報を伝えるのは国務省にとって予期せぬ事態だった。同省がこのことに気付くのに時間がかかったのはなぜだろうか? なぜこの形式のコミュニケーションが技術的に容易に、かつ基本的に無料で提供できるようになってから数年間経った後にも、公的には意図されなかったのだろうか? 

もう1つの大きなニュースも記者会見が時代遅れになったことを示している。CNN の Rick Sanchez というニュースキャスターが、先日のハリケーングスタフの報道で Twitter を徹底活用したのだ。彼はハリケーンの影響に関する目撃談をこのマイクロ Blog サービスで配信し、質問を書き込んで Twitter ユーザーから意見や情報を集めた。彼のオンエア中、CNN は彼のコンピュータ画面をカメラで映して結果を流していた。

同僚がどこかの記者会見で身動きが取れず、当局の用意した声明を聞きながら手書きでメモを取っている間、Sanchez は数千人の人々にコンタクトをとって、同僚たちが後になってようや見つけ出す事実を集めていたのだ。 

これまでのハリケーン報道はその進路に記者を派遣して住人にインタビューを行うなどの形を取っていたが、記者達は情報の大半を関係者が開く会見から得ていた。大勢の住人や数百もしくは数千か所の当局にとっては、記者会見を開くより記者達にひっきりなしにリアルタイム情報をフィードする方が大いに効果的であることは分かるはずだ。

こうすることにより、記者は基本的に1日に数十あるいは数百か所の記者会見に「出席」できるようになる。ハリケーンのような重大な局面では地方や中央官庁、および科学調査期間などの各種組織すべてがデータを共有することができ、その情報を一刻も早く一般に伝えて人命を救えるためこれが理想になるのだ。

本来、記者会見は必然だった。それが今では、エリートメディアをえこひいきし、だれも筆者に説明できずにいる理由で、その他を排除する無意味な習慣となってしまった。

新聞社などの従来の報道機関は、インターネットベースのニュース情報源からプレッシャーを受けている。その結果、彼らは記者や編集者を解雇し、コストを削減する方向にある。ならば、なぜ彼らは記者会見の参加だけが目的のメディア招待旅行などに今もお金を無駄にするのだろうか?

記者がイベントに直接立ち会えるようにするのも分かるが、記者会見はイベントではない。これは、口頭で行う Blog への投稿とコメントのスレッドに過ぎない。それならオンラインでやるのが最適ではないだろうか。

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