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Amazon.com、クラウド型ストレージサービスの料金引き下げAmazon.com は9日、クラウド型ストレージサービス『Amazon Simple Storage Service (S3)』の料金を一新し、11月をもって月額の固定料金から段階的な料金体系に移行することを明らかにした。データ量の多いユーザーほど割安になる料金設定だ。
Amazon S3 の料金は、これまで1ギガバイト (GB) あたり月額15セントだったが、11月1日からは、最初の50テラバイト (TB) までがこの金額となり、そこから先は、使用量の増加に伴って月額料金が下がる。具体的には、50TB を超えて100TB までは1GB あたり14セント、そして500TB までは1GB あたり13セント、さらに500TB を超えると、1GB あたり12セントとなる。これらの料金は、別途発生する帯域幅料金を含んでいない。 企業環境において、格納し管理しなければならないデータは増え続けている。また同時に、クラウド型ストレージサービス ベンダーは、重要なセールスポイントとしてコスト減による節約を訴え、自社サービスの魅力を高めようと試みている。今回の料金変更も、そうした流れの中にある。 Amazon.com によれば、新しい料金体系は、Amazon S3 のサービスプロバイダとしての成長と、サービス運営コストの低下を反映しているという。Amazon.com は今年5月、Amazon S3 サービスのデータ転送料金を引き下げ、今回と同様、使用量の多いユーザーほど割安になる段階的料金制度を追加した。 Amazon S3 担当広報を務める Kay Kinton 氏は取材に対し、「ハードウェアやストレージといった、インフラ運営の側面に関して、運営コストを削減するよう徹底して努力している。そうしたコストの削減を続けることで、削減分を顧客に還元できる」と述べている。 Kinton 氏はさらに、次のように語った。「当社は以前から、可能になり次第コスト削減を顧客に還元すると表明していた。今回行なうのもそれにあたる。Amazon S3 サービスの開始当初から、われわれは顧客のためにコストを大幅に削減しており、今後も続けていく」 だが、ここ最近で料金引き下げに踏み切ったのは、Amazon.com だけではない。創設8年のデータ保護サービスプロバイダ USA Data Vault は、サービス料金を10GB で月額29ドル、また5TB 以上使用する場合は1GB あたり80セントに設定している。この料金は、同社が前回の料金引き下げを実施した夏に比べ、50%近い値引きだ。 USA Data Vault の CEO (最高経営責任者) Marc Shaffer 氏は取材に対し、「ほんのここ2年で、ストレージ装置のコストが大幅に減少しており、それを顧客に還元した」と語った。 関連記事
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