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Webビジネス2008年10月14日 13:10

『OpenOffice.org 3.0』公開、『Microsoft Office』の代替となるか?

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エンドユーザーのパソコンで、最も利用頻度の高いソフトウェアが、文書/スプレッドシート/プレゼンテーションなどを作成する生産性スイート製品となって久しい。『Windows』の世界で、そうしたスイート製品といえば『Microsoft Office』だが、オープンソースの世界では、多くの場合ユーザーは『OpenOffice.org』(OOo) を選択する。

13日に正式リリースを迎えた『OpenOffice.org (OOo) 3.0』は Microsoft Office との相互運用性を高めたほか、機能を追加するために、新たな拡張性フレームワークを備えている。

現在は、Microsoft が自社開発した文書形式『Office Open XML』(OOXML) を国際標準とするべく取り組みを続けているほか、Google などのオンライン型生産性ツールという競合相手も存在する状況だ。大事な問題は、OOo が Microsoft Office を置き換えるに足るものという認識を広める上で、OOo 3.0 が促進剤となり得るか否かだ。

Novell で『SUSE Linux Enterprise Desktop』担当上級製品マーケティング マネージャを務める Grant Ho 氏は取材に応え、「われわれは、現ユーザーの95%にとって、OOo が完全に Microsoft Office の代わりになり得ると考えている」と述べた。Novell は OOo の開発に大きく貢献しており、『SUSE Linux』ディストリビューションの一部に同製品が含まれている。

「現在の OOo は、完璧ではないかもしれないが、機能的に Microsoft Office と1対1で対応すること、Office ファイル形式との強力な相互運用性、そして魅力的な価格設定に、サポート費用と再習得の手間が少なくて済むことを合わせて考えれば、極めて魅力的な選択肢になる」と Ho 氏は語った。

同氏によれば、Novell の OOo 3.0 に対する貢献としては、Microsoft Office ファイル形式との相互運用性、『VBA』マクロサポートの改善、『Calc』における複数の機能強化などがあるという。

一方の Microsoft は、OOo 3.0 に関して深刻には捉えていない。

Microsoft の上級マーケティング マネージャ Michael Croan 氏は Eメールで取材に応え、次のように語った。「われわれは、緊密な統合をはじめ、デスクトップ/Web/モバイル環境における可用性、テクニカルサポート、コラボレーション、そして統一型コミュニケーションといった21世紀型の機能を、Microsoft Office で作り上げた。なぜなら、われわれの顧客がそれらを求め、期待したからだ。オープンソース製品で、こうした機能性は必ずしも手に入るとは限らない」

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