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Apple、ノートパソコン製品ラインを一新Apple は確かに、自らの言葉を実行に移している。かつて『Think Different』というスローガンを掲げていた同社は、Intel 製プロセッサ搭載のノートパソコンをライバルとは違う新たな方向へ導くことに成功した。その点こそ、Apple が市場シェア拡大をうかがい続けている理由の1つだ。
Apple は14日、カリフォルニア州クパチーノの本社で、新しいノートパソコンを発表した。性能向上は当然のこととして、内部的には大きな変更点があることも明らかになった。 今回の新製品から、Apple がグラフィック処理半導体メーカーの NVIDIA に信頼を寄せている様子が、かなり明確に伺える。新型の『MacBook Pro』は、統合型グラフィック プロセッサ『NVIDIA GeForce 9400M』のほか、高性能なディスクリート型グラフィック プロセッサ『NVIDIA GeForce 9600M GT』も搭載しているからだ。ここ最近、モバイル向けグラフィックの問題で打撃を受けていた NVIDIA にとって、これは好材料といえる。もっとも、この問題というのは、ヒートシンクを固定するための溶着に起因するもので、プロセッサそのものが原因ではない。 Apple の CEO (最高経営責任者) Steve Jobs 氏によれば、『MacBook』は「Apple 史上もっとも売れている『Mac』製品ライン」だという。今回の製品ライン刷新では、消費者向けノートパソコンの MacBook が全面的に見直しとなった。新型 MacBook の筐体デザインは、MacBook Pro シリーズの特徴だったアルミニウム筐体デザインとなっている。プラスチック筐体の従来版 MacBook とは大きく異なる点だ。 新型 MacBook はグレード別に2種類のモデルがあり、どちらも NVIDIA GeForce 9400M を搭載し、画像処理性能が5倍に向上している。ほかにも、13.3インチの液晶画面を備え、標準2GB の RAM を搭載している点などが共通だ。それぞれ、クロックの異なる『Core 2 Duo』プロセッサや、容量160GB または250GB のハードディスク ドライブを搭載しており、最小構成価格は2GHz モデルが1299ドル、そして2.4GHz モデルが1599ドルとなっている。 また、ベストセラー製品 MacBook の勢いを維持するため、ホワイトモデルのローエンド版 MacBook について、内容と価格を改め、従来の1099ドルよりも100ドル安い999ドルとした。 次に上位製品の新型 MacBook Pro だが、こちらもグレード別に2種類のモデルがある。最小構成で1999ドルのモデルは、15.4インチ画面、2.4GHz 駆動の Core 2 Duo プロセッサ、2GB のメモリ、250GB のハードディスク ドライブ、2種類の NVIDIA 製グラフィック プロセッサを搭載している。また最小構成2499ドルのモデルは、プロセッサが2.53GHz 駆動となり、メモリ容量は4GB、そしてハードディスク ドライブが320GB となる。 超薄型ノートパソコン『MacBook Air』もモデルチェンジする。新たに GeForce 9400M を搭載し、画像処理性能が以前のモデルと比べて4倍に向上している。下位グレードのプロセッサは、これまでと同様1.6GHz と変わらないが、ハードディスク ドライブの容量が80GB から120GB に増え、オプションで選択可能なソリッド ステート ドライブ (SSD) の容量も128GB に増えている。一方上位グレードのプロセッサは、1.8GHz 駆動から1.86GHz 駆動に処理能力が高まった。また上位グレードは、128GB の SSD を標準で備える。新型 MacBook Air の最小構成価格は、1.6GHz モデルが1799ドルで、1.86GHz モデルは2499ドルだ。 なお Apple は、新型 MacBook Air を除き、すでに今回発表した製品の販売を開始している。新型 MacBook Air の発売は11月の予定だ。 関連記事
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