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半導体市場の成長にかげり、相次ぐ見通しの下方修正半導体市場の見通しは、モバイル分野を除くすべての部門で販売の増加率が軒並み息切れを起こす中、日増しに厳しさを増している。問題はもう、いったいそれがいつまで続くのか、そして、中国市場や Intel の次世代プロセッサ『Nehalem』ファミリは市場の救世主となり得るのかという点になっている。
調査会社 IDC から発表された、2008年第3四半期の半導体市場動向によると、出荷台数は前年比ならびに前期比でともにそれなりの伸びを示したが、今後の見通しについては、厳しいといわざるを得ない。 時を同じくして、調査会社 Gartner は、半導体市場における2009年売上高の増加見通しを修正し、8%近くだったこれまでの数字をわずか1%にまで引き下げた。 IDC の調査結果では、2008年第3四半期の世界市場におけるパソコン用プロセッサの出荷台数は、前期比で14.0%、前年同期比で15.8%の成長が報告された。一方、売上高でみると、前期比で7.6%、前年同期比で4.1%の増加の、83億ドルに留まった。これは、平均販売価格の引き下げに向かう圧力が続いていることを示すものだ。 販売価格に圧力をかけるもう1つの要因は、Intel の『Atom』プロセッサが登場したことだ。同プロセッサは非常に安価で販売されているため、全体として販売単価を抑制した。Atom を除外したプロセッサ出荷台数の増加率は、前期比で8.3%、前年同期比で8.7%となる。 IDC で半導体およびパーソナル コンピューティング調査部門担当責任者を務める Shane Rau 氏は、2009年における販売見通しを下方修正し、出荷数の増加率見通しを4ないし5%として、その成長のほとんどはモバイル分野に依存していると述べた。 この数字は、2009年における全世界での半導体売上の成長率を7.8%から1%へと大幅に引き下げたGartner に比べれば、かなり楽観的なものといえる。 Gartner はまた、自動車産業の弱体化で車載機器用製品の成長が鈍化していることも踏まえ、全市場において見通しの引き下げを検討している。2009年における成長率は、モバイル機器やデスクトップおよびサーバー製品を含むパソコン用プロセッサで、14%としていたこれまでの見通しを5ないし7%に下方修正する予定だ。携帯電話向けプロセッサの売上高についても、9%の見通しを4ないし5%とし、家電製品分野でも20%だった予測を10%に引き下げる。また、車載機器用のプロセッサは、2008年の水準よりも8ないし10%落ち込むと見ている。 関連記事
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