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新しい『Ingres』オープンソース データベースが間もなく登場Ingres Corporation が18日に、新しいオープンソース データベース プラットフォームを発表することが、取材により明らかになった。同社がデータベースに関連して大きな発表を行なうのは、ほぼ2年ぶりのことだ。
データベース技術の『Ingres』については、過去の存在と思っている人もいるかもしれない。物語として名高い Ingres の長い歴史は、1970年代のカリフォルニア大学バークレー校にまでさかのぼることができる。1994年、Ingres Corporation は Computer Associates International (現在の CA) に買収され、2005年まで CA の傘下にあったが、同年 CA は Ingres Corporation を株式非公開企業として分離した。 CA の所有下にあった時代に、Ingres のコードは、導入を促進する目的で、CA 版のオープンライセンスに基づきオープンソース化された。当時、当サイトで記事を書いていた Clint Bolton 氏は、Ingres のことを CA の「長く忘れ去られたデータベース ソフトウェア」と呼んでいた。もっとも、CA は Ingres に関心を集めようと果敢に努力していたようで、賞金総額100万ドルの開発者向けコンテストを実施したこともあった。 CA から独立した新生 Ingres Corporation は2006年に、オープンソース ライセンス『GNU 一般公衆利用許諾契約書』(GPL) のもとで『Ingres 2006』をリリースした。これが、最後の大きなデータベース関連の発表となった。したがって、18日のリリースは同社にとって大きな意味を持つことになる。 ただし、誰にとっても大きな意味を持つかどうかは、疑問の残るところだ。 オープンソース データベースの世界で常に見聞きするのは、『MySQL』と『PostgreSQL』だ。PostgreSQL の名前は Ingres に一部通じるものがあるが、これは偶然ではなく、Ingres に由来するデータベースだからだ。PostgreSQL は『Postgres』と呼ぶこともあり、文字通り「Post Ingres (Ingres の後継)」を意味している。80年代にカリフォルニア大学バークレー校のプログラマが開発した PostgreSQL は、最初の Ingres データベースから進化したものだった。 オープンソース データベース以外に目を向けると、当然ながら Oracle が強力な競合相手として存在する。厳密に言えば、Oracle はオープンソース製品ベンダーではないが、現時点ではオープンソースに対して親和的な姿勢を示している。自社サポートの『Linux』を提供しているほか、10種を超えるオープンソース プロジェクトでも活動しており、その存在感は大きい。 関連記事 関連テーマ
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