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MLB、コンテンツ配信基盤を『Silverlight』から『Flash』へ変更米プロ野球大リーグ (MLB) のオンライン部門担当子会社 MLB Advanced Media (MLBAM) は17日、Web サイト『MLB.com』における試合のストリーミング配信やオンデマンド型コンテンツのプラットフォームとして、Microsoft の『Silverlight』から Adobe Systems の『Flash』に乗り換えると発表した。
Silverlight が、ユーザーのパソコンにインストールされた Flash に取って代わると期待をかけている Microsoft にとって、この動きは痛手だ。今回 Adobe は、2009年の春季キャンプを皮切りに、MLBAM が野球コンテンツのストリーミング配信のため Flash を用いるとの2年契約 (ただし非独占契約) を獲得した。Silverlight は活躍の場を奪われた格好だ。 Flash と Silverlight はいずれも、Web を介したストリーミング メディアのコンテンツ配信プラットフォームを実現する技術だ。しかしそれぞれの立場は大きく異なり、Flash が長年この分野を支配する一方で、Microsoft は2007年4月に Silverlight を公開して以来、懸命に追い上げを図っている。 Adobe の推計によれば、Flash のクライアント ソフトウェア『Flash Player』は、ネットワークにつながった世界中のパソコン全体の98%にインストールされているという。 Microsoft は2007年4月、Silverlight を利用して試合などのコンテンツをストリーミング配信するという MLBAM との契約を発表した。当時は公開直後だった Silverlight にとって、登場後の普及を大きく後押しする原動力として米国のスポーツを利用できることは大きな勝利だった。 今回の MLBAM の契約獲得争いは、両社にとってきわめて重要なものとなり得る。特に米国では、2月にすべてのテレビ放送をデジタル化することが決まっており、切り替えに伴うコンテンツの入手性に多くの問題が生じている。 Microsoft の『.NET』開発部門担当コーポレート バイスプレジデント Scott Guthrie 氏は、16日付けの Blog 記事 のなかで、最新版『Silverlight 2』のダウンロード数がすでに1億件を突破していると記した。だが同 Blog では、MLB の話題や契約を失った件については触れていない。 関連記事
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