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2008年12月2日 09:00

ユーザーを逃さないための媒体フル活用術

社名を検索した検索結果に、自社サイトへのリンクはいくつあるだろうか。

検索連動型のプロモーション活動において、より多くのユーザーをサイトへ誘導するために重要なポイントのひとつは、ユーザーの検索結果ページをどれだけ自社サイトへのリンクで占有できるかということである。

なぜなら、ユーザーの閲覧ページを自社サイトへのリンクで占有できれば、ユーザーを迷わせることなく、自社サイトへ誘導できること、そして、ユーザーに対する信頼感の醸成や認知度を高める効果があるからだ。

現在、Yahoo! JAPAN の検索結果には、主に自然検索結果(Web 検索)、オーバーチュアスポンサードサーチ(以下オーバーチュア)、JWord の3つが表示される。

この3つにすべて、かつ最上位にしっかりと自社サイトを表示している企業はあまり多くない。「自然検索で最上部に表示されているから」といった理由や「JWord を登録している」などの理由で、オーバーチュアへの出稿の有無を決定しているようだ。

しかし、検索結果には自社広告だけが表示されるわけではなく、転職サイトや Amazon.co.jp など複数のリンクが存在しているのが現実だ。

2008年9月2日、Yahoo! JAPAN における JWord の表示位置変更により、JWord のクリック数は全体的に減少した。これまで JWord は、オーバーチュアと自然検索結果の間に表示されており、クリック率が比較的高く、また料金もクリック課金制ではなく年間固定料金のため、有名企業の社名キーワードの CPC は1円を切るほどだった。

しかし、この表示位置変更にともない、オーバーチュアと JWord の両方を利用している企業では、オーバーチュアにおいて、社名キーワードでの消化金額が大幅に伸びるといった現象が確認できている。

このことは、以前は JWord から流入していたユーザーがオーバーチュアからの流入にシフトしていることが想定できる。言い換えれば、それほど JWord からの誘導実績は高かったといえる。

つまり、JWord を登録しているために、オーバーチュアで社名キーワードを出稿していなかった企業は、これまで以上に転職サイトやアフィリエイトサイトといった自社サイト以外のサイトへユーザーが流れてしまっている可能性が高まっている。

とはいえ、JWord の新掲載位置である検索結果右上部もオーバーチュアの広告掲載時には、比較的高いクリック率を保っていた傾向があるため、JWord への出稿をやめてしまうと、確実に機会損失になると予想される。

上記のことから、Yahoo! JAPAN において、より多くのユーザーを自社サイトへ誘導するために行うべきことは、SEO はもちろんのこと、オーバーチュア、および JWord などの検索連動型広告の機能や役割を理解し、フル活用することが大切だ。

まずはあらためて、主要な検索ポータルサイトに表示される広告媒体を知ることからはじめてみてはいかがだろうか。

(執筆:株式会社アイレップインターネットマーケティング事業部 リスティングサービスグループ 山口百子)

記事提供:アイレップ

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