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Business Objects、オンデマンド型 BI 製品の最新版を発表不況により、オンデマンド型ソフトウェアに対する関心が高まる中、企業向けソフトウェア大手 SAP 傘下のビジネス インテリジェンス (BI) 製品大手 Business Objects は10日、オンデマンド型 BI 製品『Business Objects BI OnDemand』の最新版を発表した。
BI OnDemand の新たな開発環境では、顧客が社内サーバーに保存した開発用データベースを利用できるため、データベース複製コストを削減できる。 また Business Objects は、salesforce.com を利用するユーザー向けのツールとして、『BI OnDemand accelerator for Salesforce CRM』も併せて発表した。同ツールにより、これらのユーザーが従来数週間要していたデータ ウェアハウスの構築が、数日で可能となる。 Business Objects はこうした製品強化を通じ、データ操作の容易性を高め、オンデマンド型 BI ソリューションに企業の注目が集まるなかで、同社の立場を強化しようとしている。調査会社 Aberdeen Group の主席アナリスト David Hatch 氏は取材に対して Eメールで回答を寄せ、オンデマンド型 BI の配備規模は過去1年間で2倍に増えたと指摘している。 Hatch 氏によれば、調査した企業のうち、オンデマンド型 BI を配備する企業の割合は、2007年時点で8%だったが、2008年には16%に増加したという。「これら配備事例の多くが、salesforce.com など既存のオンデマンド型アプリケーションにおける、データの可視性向上に重点を置いたものだった」と、同氏は語った。 Business Objects のオンデマンド環境は、コンテンツ作成開発環境 (CCDE) だ。同社オンデマンド事業の上級製品マネージャを務める Carl Dubler 氏によれば、顧客のデータ ウェアハウスについては、同社が運用する一方で、データセットやチャートおよびグラフを構築したり、何らかのデータ変更を行なうためには、顧客自身が社内にデータベースのコピーを用意する必要があるという。さらに、顧客は必要なツールをすべて揃えなくてはならない。 同氏は次のように語った。「CCDE 環境において、われわれがデータ ウェアハウスを配備すれば、顧客が作業に用いるデータベースのサブセットと、顧客が必要とする全てのツールが、オンデマンドで利用できるようになる」 CCDE を利用するにしても、データ ウェアハウスの構築とデータの投入は誰かがやらねばならない。そして Business Objects は、多くのオンデマンド型 BI ソフトウェア ベンダーと同じく、5万2000社近い salesforce.com アプリケーションの利用企業を顧客として得ようと目論んでいる。そのために同社が開発したツールが、BI OnDemand accelerator for Salesforce CRM だ。 salesforce.com のアプリケーションを利用するユーザーは、同ツールを使うことで、これらアプリケーション由来のデータを、数日程度でデータ ウェアハウスに投入できる。「いうなれば、これはプッシュボタン式のデータ ウェアハウスだ」と Business Objects の Dubler 氏は述べている。 関連記事 関連テーマ
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