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セキュリティ対策を無効化する新手のマルウェアにご用心セキュリティ専門家やセキュリティ製品のベンダーはユーザーに対し、パソコンにウイルス/マルウェア対策ソフトウェアをインストールして使用するよう推奨している。しかし、企業がそういったソフトウェアを社内インフラにインストールしていても、思っているほどには保護されていないかもしれない。
エージェントレス方式のセキュリティ ソリューションを手がける Promisec によると、最近調査した10万台のコンピュータの25%以上で、ウイルス対策ソフトが削除または無効化されており、しかも、ウィルス対策管理コンソールはネットワーク管理者に対し、この問題に関して警告してないという。 そのような報告がないということは、サイバー犯罪者が重大なセキュリティ ホールを悪用できる状態にあるということだ。 調査会社 Gartner で調査ディレクタを務める Peter Firstbrook 氏は、取材に対してその問題は確かに存在すると述べたが、Promisec のデータには疑いを持っている。「ウイルス対策ソフトウェアのエージェントに問題が生じ、異状があっても報告しないということはありうる」としつつも、25%という数字に驚いており、それは異常に高い値だと考えている。 Firstbrook 氏の顧客の中にも、まさしくこの問題に直面した企業がある。この企業の IT 部門は、仮想プライベート ネットワークにおける問題を調べている際、300台のパソコンがマルウェアに乗っ取られていることに気付いた。しかし、ウイルス対策ソフトウェア管理コンソールは、何の異状も示していなかった。 Firstbrook 氏によると、マルウェアの作成者たちは、影響を受けたパソコンを保護していたウイルス対策エージェントとファイヤーウォールを、マルウェアによる乗っ取りを隠すために自ら記述したコードと置き換えていたという。 McAfee でグループ ソリューション マーケティング担当マネージャを務める Ed Metcalf 氏は取材に対して、同社のマルウェア対策ソリューションではこのような状況は起こらないはずだと述べ、「ソフトウェアに対するあらゆる改変や無効化を防ぐため、当社のソフトウェアには自己防衛機能が組み込まれている」と説明した。また、企業はすべてのエンドポイントに、定期的なチェックを確実に行なうようなポリシーを適用できるという。 さらに Metcalf 氏によると、McAfee は不適格システム検知オプションを提供しているという。これは、同社のマルウェア対策ソリューションをインストールしていない機器がネットワークに接続されると、直ちに IT 担当者に報告するというものだ。 関連記事 関連テーマ
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