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パソコン出荷台数でノート型がデスクトップ型を追い抜く市場調査会社 iSuppli によれば、四半期ベースでみた世界市場におけるノートパソコンの出荷数が、デスクトップ パソコンの出荷台数を初めて上回ったという。パソコン業界の関係者たちは、こうした状況が訪れるまでに後数年はかかるとしていたが、予想よりも早く現実のものとなった格好だ。
iSuppli の調査報告によると、2008年第3四半期におけるノートパソコンの出荷台数は、前年同期比約40%増の3860万台になり、一方デスクトップ パソコンの出荷台数は前年同期比1.3%減の3850万台に落ち込んだという。 第3四半期の出荷台数シェアを見ると、Hewlett-Packard (HP) が最大の1490万台で、出荷台数シェアは18.8%だった。第2位の Dell は110万台でシェアが13.9%となり、第3位は Acer で12.2%、そして Lenovo と東芝がそれぞれ7.5%と4.6%のシェアで続いている。 これまで大方が、ノートパソコンの出荷台数が過半数を上回ることは、2011年まで起きないだろうとの見方で一致していたが、今回の調査結果は非常に好対照をなす内容だ。 iSuppli のコンピュート プラットフォーム担当主席アナリスト Matthew Wilkins 氏は、声明の中で次のように語っている。「これは、ノートパソコン時代の幕開けを示すもので、パソコン市場における一大事だ。もはやノートパソコンは、ビジネス用途市場や予算の潤沢な個人消費者だけのツールではなく、今や全ての人のためのコンピュータとなった」 ノートパソコンの出荷台数増進を支えたのは、売れ行きが好調な新勢力のネットブックだ。ネットブックとは、インターネット利用を主目的とした小型かつ安価なノートパソコンで、多くの製品が Intel 製プロセッサ『Atom』を備え、OS に『Linux』か『Windows XP』を用いている。 iSuppli は、ノートパソコンの分類にネットブックを含めており、その結果 Acer の躍進を示す格好となった。Acer 単体で見ると、同社の出荷台数シェアは第2四半期比で45%増加し、前年同期比では79%伸びている。 また Acer の第3四半期におけるノートパソコン出荷台数は、第2四半期を上回る300万台以上に及び、その過半数がネットブック製品だった。 なお市場全体についてだが、第3四半期に景況が大きく後退したものの、世界市場におけるパソコン出荷台数は前年同期比15.4%増加の7900万台となった。この数字は、iSuppli が事前に示していた成長予測12%増を上回っている。こうした状況を受け、同社は2008年通期におけるパソコン出荷台数の成長予測を、以前の12.5%増から13.0%増に上方修正した。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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