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Microsoft、『CeBIT』でクラウド分野の強化を発表企業がサービスとしてのソフトウェア (SaaS) にコスト削減の期待をかけるなか、Microsoft は2日、SaaS 市場の覇権を強化するべく、ドイツのハノーバーで開催中の展示会『CeBIT 2009』で、新しいホスティング型アプリケーションを発表するとともに、既存のクラウド製品の提供範囲拡大も明らかにした。
まずは、SaaS 型生産性スイート『Business Productivity Online Suite』の提供範囲拡大だ。これは、ホスティング版の『Exchange』『SharePoint』『Office Live Meeting』『Office Communications Server』からなるサービスで、Microsoft は昨年11月以来、同スイートを米国の顧客に提供していたが、4月からは日本や英国をはじめとする19か国の企業顧客向けにも提供する。 また Microsoft は、軽量版の SharePoint と Exchange からなる『Business Productivity Online Deskless Worker Suite』も発表した。同社 Business Online Services Group のシニアディレクタ Eron Kelly 氏によれば、こちらのスイートは Eメールやコラボレーション ツールを思うように利用できないユーザーを抱える企業を対象にした製品だという。 「企業は全従業員と Eメールでコミュニケーションしたいと望んでいるが、これまで実現するには費用がかさみ過ぎる望みだった」と Kelly 氏は語る。 今回の発表は、クラウドベースの生産性ソフトウェアをめぐる競争をさらに激しくするものだ。Microsoft は、IBM や Google といった競合相手に真っ向勝負を挑むことになる。IBM は今年1月、ソーシャル ネットワークおよびコラボレーション サービスを統合した『LotusLive』を発表済みだ。一方の Google も、『Google Apps Premier Edition』を前面に押し出す戦略を続けている。 調査会社 Gartner のアナリスト Matt Cain 氏は取材に対し、「Microsoft はコラボレーション分野に築いた大きな優位性を保たなければならない。そして競争が Web に移りつつあるなか、同社は Web でも縄張りを守る必要がある」と述べた。 関連記事
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