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Google の「Facebook キラー」に関する詳細Google は「Facebook キラー」を持っている。(Orkut がすでに Facebook を「抹殺」してしまったブラジル在住者以外に)言っておくが、それは Google の「Orkut」ソーシャルネットワークのことではない。
Google は、企業をあと1社買収するだけで Facebook の機能をすべて提供可能な(しかも、Facebook で嫌われている機能は提供しない)ソーシャルネットワークを投入できるところまで来ている。 そのソーシャルネットワークは「Google Profiles」と呼ばれるものだ。 これからは、「お好み URL」的なものが選べるようになる。これはつまり、自分の Gmail アドレスを自分の Google Profiles の URL の一部として利用できる(これまでの URL は長い数列だった)。たとえば、筆者の新しい URL は「www.google.com/profiles/mike.elgan」になっている。 今これを見る限り、Google Profiles が Facebook にとって最大の脅威になり得るなどとはほとんど想像できない。しかし、Profiles にはきわめて重大な要素が1つ欠けているのだ。これについては後ほど解説する。だが、その前にまず、Google Profiles の既存の機能についておさらいしておこう。 ・「プロフィール」―Google Profiles のメインページには、Facebook の「基本データ」タブとだいたい同じものがある。人物紹介情報だ。 ・「写真」―写真には説明文を付けることが可能で、訪問者がコメントすることができる。しかし、Picassa のようなサービスの使用が必要になる。写真のサイズが大きいのは良い点だ。 ・「リンク」―自分の「プロフィール」の部分と右上隅の専用のリンクエリアの両方にリンクを張ることができる。重要なことは、これらのリンクが Google Search でインデックス化される点だ。 ・「地域」―Google Profile は現在の居住地と過去に居住したことのある地域の両方を表示する。 ・「連絡先情報」―電話番号やメールアドレスなど、通常のデータはすべて提供できるし、その情報を共有したい相手も指定できる。全くの他人は、あなたのプロフィールを見ることはできても連絡先情報を見ることはできない。 ・「メッセージ」―他人のプロフィールから「メッセージ送信」を行うことができる。彼らは Gmail の受信トレイに着信する通常の電子メールとしてそのメッセージを受け取る。良くできているのは、お好み URL を選ばない場合、自分の電子メールアドレスが送信側には絶対に分からない点だ。 Google ということで予想されるように、Profiles もクリーンかつシンプルであり、そこが Facebook に対する最も強力な特徴となっている。Facebook のユーザーインターフェイスは厄介で、肥大化しすぎており、反直観的で、複雑だ。 Facebook は、ある種強制的な参加や登録、そして不快感を与えるアプリケーションのインストールなどの案内状によりスパムを推奨している。Google Profiles がこのようなものを絶対に用意しないことを願いたい。 何よりも、あなた自身、そしてあなたのさまざまな関心事は、Google Profiles の方がはるかに見つけ出しやすい。Google では登録者に対し、「入力する情報が多いほど、友だちに見つけてもらえる可能性が高くなります」とアドバイスしている。 つまり、Google Profile の作成手続きは SEO 作業なのだ。自分の Blog、会社、ボランティアで参加する非営利企業や組織など、あなたがすることでトラフィックを必要とするものはすべて、このプロフィールで宣伝することができる。そして、他人でもあなたの公開プロフィールは読むことができる。 Facebook で「Chris Jackson」のような名前の友人を探そうとする場合、多数登録されている Chris Jackson のなかから本当の自分の友人を判断するのに十分な情報を Facebook は提供してくれない。筆者などは、友人だと思い込んで何人もの他人と友人になってしまった。表示されている写真は小さすぎるし、ほかにはほとんど情報がない。 Google Profiles であれば、もっと多くのデータを見ることができるし、Google の方がインデックス化するデータが多いため、さらに見つけ出しやすくなる。 ● 失われたリンク:Twitter ソーシャルネットワークとしての Google Profiles で問題なのは、これが社交的でないことだ。 Google Profiles には Facebook の「掲示板」や「近況アップデート」に相当するものがない(Profiles にもステータスメッセージはあるが、Gmail Chat の 「友だちリスト」に登録されている人だけにしか見えない)。 だから Google は Twitter を買収すべきなのだ。 買収して統合してしまえば、Twitter のメインページで「Profile」をクリックすると Twitter のプロフィールページの代わりに Google Profiles に飛ぶようになるはずだ。つまり、Twitter ユーザー全員がデフォルトで自動的に Google Profiles ユーザーになるのだ。 これなら、「Google Profiles は Google サービスの大半と統合されるため、一貫した ID と連絡先を簡単に管理できるようになる」という、Profiles でGoogle が掲げている意図と確かに整合性がとれる。 また、Google Profiles は Twitter クライアントとして機能する主要セクションも用意すべきだ。受信するすべてのつぶやきをここに表示し、それらを Google Profiles で「友人」や連絡先と共有する。もう一つの方法として、アドレス帳に登録されている人のつぶやきだけを表示して共有することもできるはずだ。つまり、すべての Twitter ストリーム、もしくはそのストリームのサブセットが「掲示板」の代わりになるのだ。 このような統合の最終的な成果として、Facebook を大幅に上回る優れたソーシャルネットワークが生まれるだろう。 Facebook のような閉じたリンクではなく、Profiles は自分が宣伝したことすべてを見つけてもらうための足掛かりになる。こちらの方が Facebook よりもクリーンで、高速で、使いやすい。しかも、一か所からソーシャルネットワーキングと Twitter の両方にアクセスできるようになる。 もし Google が Twitter を買収してこれを Profiles と統合し、写真のタグ付けを追加して、Blogger、Reader、YouTube、Calendar など、自社のほかのサービスのユーザーに Profiles を売り込めば、Facebook は深刻な状況に追い込まれることになるだろう。
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