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さらに磨きがかかった『OpenOffice.org 3.1』公開オープンソース開発プロジェクト OpenOffice.org は7日、同名の生産性スイートの最新版として『OpenOffice.org (OOo) 3.1』を公開した。多数の機能改善やパフォーマンス向上を実現したほか、外観も洗練度を増した。
OOo スイートはオープンソース エコシステムに欠かせない重要な要素で、Microsoft の生産性スイート『Office』に代わるソフトウェアとして、『Windows』版および『Linux』版を無料で利用できる。昨年10月にリリースした OOo 3.0 はダウンロード数6000万回を達成しており、OOo スイート開発陣は、今回の最新版でその成果を足がかりにしようと目論んでいる。 OOo 3.1 における大きな変更点の1つは、アンチエイリアス表示によってユーザーインターフェースのグラフィックスを洗練化し、見た目を改善したことだ。 OpenOffice.org でマーケティング プロジェクトの共同責任者を務める Florian Effenberger 氏は取材に対し、次のように答えた。「アンチエイリアスは、OOo 3.1 で最も目に付く変更点の1つだが、同時に最も苦労した作業の1つでもある。グラフィック関連のサブシステムで、およそ50万行のコードを書き換えなくてはならず、こうした変更をすべてのプラットフォームに反映させるため、多くのルーチンを変更する必要があった」 また、マルチユーザー環境に関しては、ファイルロック機構が改善した。これは、複数のユーザーが同一ファイル上で作業できるようするための仕組みだ。Effenberger 氏は、OOo スイートの採用が広がりつつあり、企業においては社内ネットワークでファイルサーバーを運用している点を強調した。すなわち、ファイルロック機構の改善がもたらすメリットを享受する機会は多いということだ。 ほかにもマルチユーザー環境に適した機能強化としては、OOo スイートのワープロツール『Writer』において、文書に付加したコメントをコメントに対する返信と共に構造化できるようになった。つまり、あるユーザーが任意の項目についてコメントを書き、別のユーザーが関係性を保った形でそのコメントに対する返信を書くことができる。 OOo スイートの今後だが、バグ修正版の OOo 3.1.1 が8月中に登場する予定だ。なお Effenberger 氏は、新機能を加えた OOo 3.2 を11月にリリースする見通しだと語ったものの、まだリリース時期は最終決定ではないと付け加えた。 関連記事 関連テーマ
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