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Dell、『Nano』プロセッサ搭載の超小型省電力サーバーを発表Dell はこれまで、言わずとしれた Intel の上得意客だった。しかし、同社が発表した超小型 Web サーバーの『XS11-VX8』は、台湾の半導体メーカー VIA Technologies の『Nano』プロセッサを用いており、普段とは異なる姿勢を示した格好だ。
Dell はこの理由について、消費電力を抑えられ、一般的なサーバーと比べて必要な処理能力がはるかに小さくてすむ、一般消費者の利用する Web サーバーができないものかと、Web ホスティング業界の大口顧客から求められたためと説明している。 Dell が目指したのは、最大消費電力が合計で30ワットのサーバー開発だ。そして完成したのが、XS11-VX8 という名前の Nano プロセッサ搭載 Web サーバーだった。 Dell のデータセンター ソリューション部門で製品マーケティング マネージャを務める Drew Schulke 氏は取材に対し、「われわれは Nano を採用して目標を達成した。それも最大負荷状態での話だ。アイドリング時の消費電力は、15ワットまで下がる」 Dell が Nano プロセッサを選んだのは、省電力性だけが理由ではない。Nano が64ビット OS やハードウェア ベースの仮想化に対応するなど、Intel の省電力プロセッサ『Atom』にはない、企業向けの機能を備えていることもその理由だ。 ほんの2週間前には、台湾のサーバーメーカー Supermicro Computer が、初の Atom 搭載サーバーを発表している。この製品も XS11-VX8 と同様に、省電力のラックマウント型サーバーだ。 XS11-VX8 は、3.5インチ HDD をやや上回る程度の大きさなので、2U ラックの筐体に10基以上も実装できる。メモリは最大3GB まで搭載でき、2.5インチ HDD、iSCSI ポート、および1ギガビット イーサネットを2ポート備える。 なお XS11-VX8 は、一般販売するものではない。Dell によれば、同製品は世界およそ40社の特定顧客向けに直販するという。
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