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Google が『Google Apps Sync for Microsoft Outlook』を発表Microsoft の企業向けアプリケーションに真っ向から対決する戦略を展開している Google は9日、サンフランシスコで開催中のメディア向けイベントで、最新の成果となる『Google Apps Sync for Microsoft Outlook』を発表した。このプラグインは、企業が Micosoft の『Exchange Server』から脱却して Google のクラウドサービスに移行することを支援するためのもので、使い慣れた『Outlook』のインターフェースや機能をそのまま残すオプションも付いている。
Google Apps Sync for Microsoft Outlook プラグインはすでに提供が開始されているが、利用できるのは、ユーザー1人あたり年間50ドルの料金が必要となる同社クラウドベースのアプリケーション スイート『Google Apps Premier Edition』の利用者や、一定基準を満たした教育機関ならびに非営利団体に限られる。 このプラグインは、『Outlook 2003』または『同 2007』の Eメール、カレンダーおよびアドレス帳のデータと、Google Apps とを同期できる。Google によれば、クリックを2回行なうだけのシンプルな操作で、Exchange からデータを移行できるのだという。 Google は今回のイベントに、いくつかの知名度の高い企業顧客を招いていた。その中には、Google Apps Sync for Microsoft Outlook プラグインのテスト版やベータ版の使用に協力した、バイオ技術大手の Genentech や、独立系半導体メーカーの Avago Technologies などが含まれている。 この他、Google の顧客企業の1つ Morgans Hotel Group は、最近約1か月間のうちに、さまざまな地区に分散している1700人の全従業員のデータを、Exchange から Google Apps に移行したと発表している。Morgans Hotel Group の技術部門を担当するバイスプレジデント Jason Harper 氏は取材に対し、次のように述べている。「当社はライフサイクルを終えて交換が必要になった16基のサーバーを破棄することができた。このため、直接的な経費削減効果が生まれただけでなく、将来的な購入台数も抑えられる」 Google はもちろん、同社のアプリケーション スイートがさらに多くの大手企業に採用されることを願っているが、実際には、企業内のグループや部門ごとに採用されてきている。Google のエンタープライズ事業部門担当プレジデント Dave Girouard 氏はこの件について、次のように語っている。「われわれは、企業が (Microsoft の)『Office』製品を使わなくなるとは考えていない。そんなに極端な変化を狙っているわけではない。Office には、それ自身の役割があり、一連の業務を遂行するすばらしい製品スイートだといえる。しかしわれわれは、ユーザーはより多くの選択肢を持つべきだと考える」 関連記事
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