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英 MI6 次期長官の個人情報が Facebook にうっかり露出MI6 として知られる英秘密情報部 (SIS) の次期長官 John Sawers 氏に関する情報が、同氏の家族を通じて、ソーシャル ネットワーク サービス (SNS) Facebook に露出してしまうという事態が発生した。ただし、スパイ小説になるほどの話ではない。
とはいえ、今回の失態はセキュリティ観測筋から批判を招いた。Sawers 氏と Facebook の双方に対して非難する向きもある。 英国の保守系新聞『Daily Mail』紙は5日のオンライン版記事で、政界の重鎮の見解として「今回のセキュリティ上の失態により、MI6 を率いる上で Sawers 氏の適任性に重大な疑念が生じたほか、こうした繊細な任務に Sawers 氏のような、外部の人間 (同氏は過去20年にわたり外交官としてキャリアを積み、現在国連大使を務める人物) を充てるべきだったのか否かについても疑問を禁じ得ない」と、と手厳しい内容を掲載した。同記事では、Sawers 氏の夫人が自身の Facebook ページに家族の写真や個人情報を投稿し、友人らのページにリンクを張った経緯について詳細を報じている。 Sawers 夫人の Facebook ページ (すでに削除済み) には、物議を醸している右派系歴史学者 David Irving 氏と知人関係にある親戚へのリンクもあった。Irving 氏はホロコーストの存在を否定し、ナチスを美化したとして2006年にオーストリアで禁固3年の有罪判決を受けている。 Facebook においてアクセス制限をかけず、公開グループ「London」で、Sawers 氏の友人や家族、また夫妻の居住地という詳細を露出してしまったとはいえ、真の問題はセキュリティでないかもしれない。結局のところ、BBC は6月16日に、Sawers 氏が MI6 の次期長官に決定したとの発表を写真付きで報じていた。 むしろ一部の人にとって真の問題は、あまりにも多くの企業、そして重要な政府機関までもが、SNS の利用に関して何の規則も設けていないことだったり、たとえ規則を定めていても新たに組織へ入る者に徹底させることができていない点だ。
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