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EU、Googleのブック検索和解案に一定の評価欧州でも論争の的となっている Google のブック検索だが、ブリュッセルで一連の会合が行なわれ、その和解案が検討された。欧州側の委員の一部はこの和解案について、控えめながらも前向きな評価を示している。
欧州連合 (EU) の委員を務める Viviane Reding 氏と Charlie McCreevy 氏はこの機会に、非常に長い声明を発表した。声明の内容は、Google のブック検索のような新しいデジタル化の取り組みに対応するために欧州の著作権法を整備するとともに、その過程で著者と出版者が不利益を被ることが絶対にないようにしなければならないというものだ。 両氏は、「書籍のデジタル化は、公共部門の指導を必要とし、また民間企業のサポートも必要とする非常に困難な作業だ」と述べ、すでに実施されているデジタル化の取り組みによってオンライン化された書籍は、欧州各国の国立図書館が所有する書籍全体の1%程度に過ぎないと指摘した。 両氏は「EU の政策担当者に与えられた課題は、サービスを迅速に展開するための基盤となる規制の枠組みを確実に設けることだ。米国では、先頃の和解によって同様の内容が実現している」とし、文化と経済の両面における課題として、欧州の図書館が所有するコンテンツを効率的に、かつ適正にデジタル化する必要性を指摘した。 両委員は特に、絶版書籍と孤児作品、すなわち著作権者が不明な書籍について、EU における著作権法の改正と整備の重要性を強調した。この2つの問題は、Google のブック検索和解案の中でも最も激しい論争の的となっていた。 委員会は9月7日、和解に関する情報を聴取するための聴聞会を開き、Reding 氏は8日、Google をはじめとする関係者と一連の話し合いを持った。 話し合いが進む中で Reding 氏は、Google が「和解に基づき、欧州の著者は米国の著者と同様の対応、同様の報酬を受ける」ことを保証したと述べた。Google は、欧州の著者による同意表明なしに、印刷された著作物のデジタル化は行なわないと約束した。
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