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2009年9月18日 12:30

勢い増す『Google Docs』の企業導入

著者Larry Barrettオリジナル版を読む海外海外発
IDC が実施した調査の予備データによれば、今や企業の5分の1がクラウド ベースの生産性アプリケーション スイート『Google Docs』を広く利用しているという。2007年の配備率はわずか5%だった。

こうした傾向が続けば、Google のほか ZohoThinkFree などのオンライン アプリケーション ベンダーが、Microsoft にとって興味深いジレンマをもたらし得るとの見解を、IDC のアナリスト Melissa Webster 氏が示した。普及率の高い主力製品『Microsoft Office』への影響はそれほどでもないが、Microsoft 独自のオンデマンド コラボレーション型アプリケーション スイートは影響を受ける可能性があるという。

Webster 氏は、Eメールで次のように述べた。「Microsoft は、Google がさらに勢いづく前に競争に参加する必要があると思う。調査が示すように、Google は明らかにコラボレーション型編集の面で勢いを増している。同社は今や、同期によるオフライン編集機能も実装しており、SaaS 型のみのソリューションが持つ弱みに対処しようとしているのは間違いない」

Webster 氏の詳細な調査報告書は、今後数週間のうちにリリースとなる予定だ。回答企業262社のうち、19.5%が Google Docs を社内で広範にわたり導入していると回答し、25.2%が1年後には広範な導入を行なうと答えた。

Google は8月、クラウド ベースのアプリケーション スイートを普及させようと、積極的なビルボード広告キャンペーンを展開した。一方 Microsoft は、すでに人気の高い同社製品『Exchange』と『SharePoint』をオンデマンド提供しており、2010年初めに発売する『Office 2010』でもクラウド版を提供する計画だ。

IDC の調査によれば、回答企業のうち Google Docs を導入している企業は2割近いが、依然として Office を使用している企業は97%となっている。

Webster 氏は、ユーザーが Office を完全に切り捨てて Google Docs だけを使うことにはならないだろうとし、企業においては、いずれの製品にもそれぞれの居場所があるとの見方を示した。

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