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被害の恐れが拡大しつつある米国立公文書館の HDD 紛失昨年、米国立公文書館 (NARA) のデータ処理室から消えてしまったと判明したハードディスク ドライブ (HDD) だが、影響の規模が明らかになってきた。該当の HDD は2008年10月から2009年2月までのいずれかの時期に行方が分からなくなっており、紛失か盗難かは不明だが、Clinton 政権時代の職員、ホワイトハウス来訪者、就職志望者など、25万人以上の個人情報が危険にさらされている。
NARA の説明によると、行方の分からない Western Digital 製外付け HDD『My Book』は、確実なデータ保護を目的として、定期的な再複製作業に用いていたもので、10万人分の社会保障番号を含むデータを格納していたという。 NARA が該当 HDD の紛失に気づいたのは、昨年3月のことだ。HDD の分析プロジェクトを再開した際に紛失が発覚した。このプロジェクトは、該当 HDD のデータ確認に費やす時間を削減するために始めたものだった。 NARA は発表のなかで次のように述べている。「該当 HDD の所在を最後に確認したのは、2008年10月から2009年2月上旬までのいずれかの時点だ。したがって、データの悪用や詐欺および ID 盗用などの犯罪に使用されたとすれば、データ紛失の影響を受ける人々に対し、早ければ2008年10月から不審な活動が発生していた可能性がある」 NARA は当初、被害を受ける可能性があるとの通知を2万6449人に送付したが、昨年12月には調査の進展に伴って、さらに15万人に対して同様の通知を送っている。 影響を受ける人は、Clinton 政権の職員のほか、同政権時代に職員に応募した人々、そしてホワイトハウスを訪れた人々などだ。また、大統領府のスタッフ、シークレットサービス、各種のイベントや懇親会の記録から集めたデータも保存されていた。 関連記事
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