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2010年2月1日 09:00

Oracle による Sun 買収で『Solaris』の今後は?

Oracle が Sun Microsystems を買収したことに関する懸念の中に、Sun が手がけていた UNIX 技術が、新体制下でどのように継続していくのかという問題がある。しかし、『Solaris』ユーザーはあまり心配する必要はないかもしれない。Oracle 幹部が、事業存続の意向を明言したからだ。

Solaris に関しては、Oracle はこれまで競合 OS の『Linux』を強く支持しており、『Red Hat Enterprise Linux』をベースとした自社開発の『Oracle Enterprise Linux』も提供している。しかし、Oracle の CEO (最高経営責任者) Larry Ellison 氏によれば、Linux と Solaris は両立しないという考えは正しくないという。

「これは、どちらか一方しか選べないという問題ではないと思う。というのも、UNIX はハイエンド市場ですこぶる好調だからだ。Solaris は今後、単独のコンピュータで動作する OS というよりも、複数コンピュータのクラスタ上で動作する OS となっていくだろう」。Ellison 氏は、1月27日に Web 中継された合併後の事業戦略に関する会見に出席し、技術についての質疑応答の中でこのように語った。

Sun ではこれまで、単独のコンピュータ上で動作する OS として、オープンソースの『OpenSolaris』という選択肢も提供していた。OpenSolaris は新技術のたたき台として、いわば次世代の Solaris 的な存在でもある。Ellison 氏は会見で OpenSolaris については特に触れなかったが、Linux が今後これらといかに共存していくかという問題には言及した。

「私は Linux を愛している。Oracle は Linux の強力なサポーターだ。(しかし) Solaris はより長い歴史を持つ、より能力の高い OS だ」

Ellison 氏は今後、Solaris を主にハイエンド向けとして位置付ける考えだが、デスクトップでも開発用としての利用が続いていくだろう。しかし、Ellison 氏は Solaris の主戦場はあくまでハイエンドであり、たとえば x86 マシンや Sun の『SPARC』マシンのクラウドで利用され得ることを強調した。

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