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2010年2月2日 11:30

Oracle、買収手続き完了で Sun 製品の取捨選択を開始

著者Andy Patrizioオリジナル版を読む海外海外発
Sun Microsystems の買収を完了したことで、Oracle は今後も残る製品と段階的に廃止する製品の選別を始めている。同社 CEO (最高経営責任者) の Larry Ellison 氏は、Sun 製品の大規模な打ち切りや人員削減は断固としてないと主張しているが、すべての Sun 製品が生き残れるわけでも、Oracle の十分な投資を得られるわけでもないのが現実だ。

買収に伴う新戦略の犠牲となるのは、Sun の再販業者、同社の野心的なオープンソースおよび Web 2.0 プロジェクト、そして一部のハードウェア製品だ。『Sun Open Cloud Platform』は、Amazon.com の『Elastic Compute Cloud』(EC2) に対抗して2009年3月に発表されたサービスだが、1月27日に開催された合併完了を記念するイベントで死を宣告された。Oracle のチーフ コーポレート アーキテクト Edward Screven 氏は同日の記者会見で、同社は「Amazon の EC2 のようなものを開発する計画はない」と明言した。

Screven 氏はさらに次のように述べた。「分単位でマシンを貸し出すコンピュータ事業に乗り出す計画はない。むしろこうした形態のコンピュータ事業や、クラウド コンピューティングと呼ばれるその他多くの事業に携わる会社に、技術を提供していく計画だ」

そのほか、存続の見込みがなさそうのが、オープンソースのホスティング プログラム『Project Kenai』だ。この Kenai は、人気サービスの『SourceForge』に対抗するべく作られたものだった。Sun の OS『Solaris』のオープンソース版である『OpenSolaris』については、27日のイベントでは全く言及されなかった。

Sun のハードウェア製品ラインも、今後はスリム化される見込みだ。Ellison 氏は、サプライチェーンの効率の悪さに加えて、各製品で細かいバージョンが無数にある点を指摘している。サーバーとしては同じ製品でも、『SPARC』プロセッサ、あるいは AMD や Intel のプロセッサを搭載可能で、動作周波数の異なる複数のバージョンが存在することもある。こうしたことから、Sun のサーバーについては、余分なものを省くことだけが目的であるにせよ、モデル数が削減されるとみられる。

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