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韓国の無線インターネット時代の始まり昨年11月、韓国で噂ばかり流れていた Apple 社の iPhone が“ついに”発売された。これまで、世界中の人々が iPhone を使っている様子を見るだけだった韓国の人々は、韓国内での iPhone の販売開始に熱狂した。
発売後、実際に iPhone を手にしたユーザーがネット上に投稿したレビュー記事があふれるなど、韓国は iPhone とともに熱く盛り上がった。発売から2か月が過ぎた現在、iPhone は基本料金6万ウォンという韓国内では比較的高い料金制度にもかかわらず、16万台以上が売れている。 iPhone は2007年のアメリカでの販売開始以来、数々の話題を生んで世界的にヒットしてきた。そして、韓国でも iPhone の発売を待つユーザーが「来月フォン」または「来年フォン」と、韓国での発売を祈る心を込めた愛称で呼ぶほど、発売時期はいつも話題になっていた。 RANKEY.COM のデータによれば、キャリアである KTF 社の「SHOW」ホームページで iPhone の予約申し込みが開始された2009年11月22日の正午から、1日で64万人以上がサイトを訪問した。公式発売開始日の11月28日にも、前週より約1.9倍多い訪問者が殺到した。また1月30日には72万人以上が訪問するなど、正式発売以後にも高い関心は続いている。 また、同じくインターネット上で予約申し込みを受け付けていたフォンストア(phonestore.show.co.kr)というサイトにも、11月4週に66万人以上が訪問し、前週対比341%の訪問者増加を記録した。前週の11月3週には3%未満だったサブドメインのページビューが1週間で19%以上増加し、サイト内で一番高い割合を占めるなど、iPhone の発売当時、どれだけ多くの関心が集まったかが分かるような結果だった。 そして、韓国での iPhone の発売は、移動通信業界に限らず iPhone の大きな特徴と言える App Store と韓国モバイルインターネット発展の始まりという点で、インターネット業界でも注目された。 iPhone から始まったスマートフォンの普及拡散は、やっとスタートラインに立った韓国モバイルサービス市場の新たな成長原動力になっている。そして、「NHN」や「Daum コミュニケーション」のような主要ポータルサービス各社は、この市場のリード権を握るための競争体制に入っている。 Web での高いシェアを基盤にモバイル攻略に自信感を見せている「NHN」と、同じ系列の「SK テレコム」とのシナジー効果を狙う「SK コミュニケーションズ」、そして昨年ロードビューといった地図サービスを通じて、早くもモバイルサービス市場攻略を始めた「Daum」など、各ポータルサービス業社は様々な戦略を用意している。 これまで、韓国ではモバイルを通じたインターネット接続よりは Web の利用が圧倒的に多かった。モバイルインターネットはパケット利用料金の負担から萎縮されていたのが事実だ。 しかし iPhone をきっかけにスマートフォンに対する世間の関心が集中していること、そして移動通信社と携帯電話製造社、インターネットサービス提供社同士の提携を通じた、納得のいくサービス価格設定などの条件が揃った際には、巨大な市場が新たに開かれると予想される。 2010年の韓国 IT 市場予想で一番先に語られるのがスマートフォンの拡散とモバイルインターネットの商用化である。韓国のインターネットが、Web からモバイルへとシフトできるかどうか気になるところだ。 記事提供:株式会社メディアチャンネル
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