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ARM が新コア設計投入へ、ネットブック市場拡大を見込むARM Holdings は、コア CPU を設計してライセンス販売している英国の会社で、ライセンスを得た企業は、携帯端末などの用途向けに、独自の設計に仕立て直すことができる。その ARM が新たな市場を求め、2010年中に『Cortex』シリーズでさらに3種類のプロセッサコアをリリースする計画だ。
Intel や AMD とは異なり、ARM はプロセッサを製造しているわけではない。同社は「マクロ」の形でコアを設計し、Research in Motion (RIM) などのエンドユーザー向け製品ベンダーから、Marvell Technology Group や NVIDIA などの半導体製品メーカーまで、さまざまな企業にライセンス提供している。ライセンスを得ている企業の一部は、他の企業より柔軟で自由なコアの設計変更が許可されており、大幅な改変を加えているところも多い。 ARM プロセッサの主な用途は、携帯電話とハンドヘルド機器だ。たとえば、Apple の『iPod』と『iPhone』、NVIDIA のプロセッサ『Tegra』、Marvell のプロセッサ『ARMADA』、Qualcomm のプロセッサ『Snapdragon』、RIM の携帯電話『BlackBerry』、任天堂のゲーム機『ニンテンドーDS』、Nokia の携帯電話『N-Gage』、Sony Ericsson Mobile Communications の携帯電話などがある。 ARM の CEO (最高経営責任者) Warren East 氏は2日、決算会見の席上で、今後12か月から18か月内に投入する3種類の新しいプロセッサコア設計について概略を説明し、対象となる市場について語った。3つのコアそれぞれのコード名は、『Eagle』『Heron』『Merlin』だ。 「しばらくの間、3つの製品はいずれも既存製品と共存することになる。Eagle は性能面でさらに一段高いレベルを実現する製品で、かなりハイエンドな用途を狙っている」と East 氏は語った。ARM の既存ハイエンド製品ラインは『Cortex-A9 MPCore』で、NVIDIA のデュアルコア プロセッサ『Tegra 2』や Marvell の4コア プロセッサが用いている。 East 氏はまた、英国の雑誌『PC Pro』の取材に対し、ARM プロセッサでネットブックを席巻し得るとの強い自信を示した。 同氏は次のように述べている。「ネットブック市場は今のところ小さく、せいぜい PC 市場全体の10%程度だろうが、今後数年間にすべてが変化し、PC 市場の90%を占める可能性があると考えている。ネットブック製品には革新の余地が大いにあるというのが当社の見解で、その革新を ARM アーキテクチャで起こしたい」 関連記事
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