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2010年2月10日 10:00

リンクとは、サイト間の支持票?

電通の調査によると、マスコミ4媒体における日本の年間広告費は前年度比7.6%減となり、4年連続でのマイナス成長という結果になった。一方で、当社発表の2009年における SEO 市場規模は2008年の130億1,000万円から、163億5,000万円にプラス成長した。

こうした市況を鑑みると、SEO は企業のマーケティング活動には欠くことができない手法の一つとして定着し、抑制された広告費を SEO 対策に移行させるという方針転換の真最中であることがうかがえる。

この不況下でなおも成長している SEO ではあるが、検索エンジンの順位付けルールであるアルゴリズムを分析する取組みである。そのアルゴリズムの大きな軸となっているであろう『外部から獲得するリンク』の影響についてふれていきたい。

ただし、当コラムの内容は、検索結果順位を帰納的に解釈し立てた仮説を元に論じたものであって、検索エンジン各社の公式見解ではない。また、あくまでも筆者の経験則で導き出した意見に過ぎないことはあらかじめご認識いただきたい。

検索エンジンは『外部サイトから貼られているリンク』を解析して検索順位決定の要素にしているということは、すでに多くの書籍やブログなどで論じられている通りである。それではなぜ、外部リンクを多く集めるサイトが検索エンジンに評価され、検索結果の上位に表示される傾向にあるのか。

それは、さまざまなサイトと比べて「いかに多くの第三者からの支持を集められているか」という観点から、非常に客観的な指標であるからと考えられる。

名のない料理人からお店を紹介されるよりも、さまざまなグルメ雑誌にとり上げられる様な、老練で評判の高い料理人からお店を紹介される方が、お店の評価が高まるだろう。同様に「評価の高いサイトからリンク(支持)を受けることでリンクを受けたサイトの評価も高まる」といった仮説から、リンク元サイトの評価がリンク先の評価に影響していると考えてもよいのではないだろうか。

実際の取り組みとしては、新規でサービスサイトを立ち上げた場合、コーポレートサイトなどの自社関連サイトから、紹介の意味を込めてリンクを設置するなどしてはいかがだろうか。

今回は外部リンクの概念について解説したが、検索エンジンの評価指標は常に変動を繰り返している。

検索エンジンで恒常的、安定的にサイトを上位表示させ顧客の接点を増やすためには、奇策やトリックではなく、多角的な観点からサイト及び周辺環境を分析し、偏りのない施策をすることが重要である。SEO の対策では、それがもっとも近道であると筆者は考える。


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