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【韓国】ネットゲーム中毒、事故と対策―プレイ時間を延ばす要素が多い韓国ゲーム5日間ネットカフェでオンラインゲームをした30代の男性が突然死するなど、ゲーム中毒に対する被害が深刻になっている。ゲームをプレイする人が突然死する原因には誤ったゲーム習慣というものが挙げられる。専門家達は長時間同じ姿勢でゲームをすると、健康に致命的な結果をもたらす事があると話している。
特にネットカフェの様に閉鎖された空間で長時間ゲームをする人は、心臓疾患や肺塞栓症の危険が高い。長時間座っていることで体の中の血のめぐりが悪くなり血管で凝固してしまう。この様な状態で突然動くと、凝固した血液が血管を圧迫し、下手をすれば死亡することさえありうる。実際にゲーム中毒で死亡した人々の大部分が、ゲーム中にトイレなどに行く際に被害に合っている様だ。 これを防止するには1時間に1度ほど席を立ち、運動をすることが大切だ。簡単なストレッチで血流が良くなるよう体を伸ばす事だ。また正しい姿勢も必要になってくる。目をモニターに近づけず、腰を伸ばした姿勢でゲームをするのが望ましい。ネットカフェの椅子を自分の体型に合わせてあらかじめ調整するのも、体に負担をかけずゲームをする一つの方法だ。 何より重要なことはゲームをする際に時間感覚を持つことだ。ゲームに没頭すると現実の時間を忘れたりする場合がある、ゲームに集中しすぎて夜更かししたといった事が思い当たる人も少なくないだろう。ゲーム中毒が激しい人であるほど自分がゲームをどれくらいやっているのか認知できない場合が多い。さらにトイレに行きたいといった生理的現象までも忘れてゲームに熱中する場合もある。専門家たちは寝る時と同じようにゲームをする際もアラームをかけたり時計を確認する習慣をつけるよう勧めている。 韓国オンラインゲームは、プレイ時間を延ばす要素が多い。さらに、ゲームの人気は中毒性と比例するという言葉もある。不必要に難易度を高め、プレイヤーに休む隙を与えない。オンラインゲーム「ワールドオブウォークラフト」はゲーム内クエストを成し遂げようとするとそれだけで6時間以上もプレイし続けなければならない。その他にも大部分のゲームが通常3〜4時間以上プレイしてようやくレベルアップができるという面もある。 ゲーム滞在時間を高めるために、不必要な反復プレイを強要する場合もある。そのため、キャラクターを成長させるために多くの時間を割かなければならない。また、競争心をあおるようなシステムも問題に上げられる。「サドンアタック」のような対戦のゲームは利用者間の競争心を刺激して人気を呼んだ。 しかし、ゲーム会社側もゲーム中毒を防止するために様々な試みを行っている。「ドラゴンボールオンライン」では、長時間ゲームをプレイすると「長時間のプレイは健康に害をあたえる事がある」という様な案内をゲームに表示している。また「C9」では一定時間ゲームをするとキャラクターのレベルが上がらなくなり、それによってユーザーの長時間プレイを防止している。その他にもネクソン・ハンゲームなどゲームポータルでは両親が子供のゲームプレイ時間を管理するプログラムを導入するなど対策を行っている。 ゲーム中毒に対する社会的認識も変わってきている。ゲーム中毒が青少年だけでなく成人にも被害を与えるという認識が広がってきているということだ。政府はゲーム中毒対応範囲を拡大し、青少年だけでなく成人のゲーム中毒対応方案まで用意することにしている。
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