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2010年3月4日 12:00

欧州業界団体がブラウザ選択版『Windows 7』の世界拡大を呼びかけ

Microsoft は、欧州連合 (EU) 各国で出荷する『Windows 7』にブラウザ選択画面を搭載することを余儀なくされたが、この動きで一役買ったのが EU 地域の IT 業界団体『European Committee for Interoperable Systems』(ECIS) だ。この勢いに乗った同団体は2日、世界の EU 以外の国々においても、自国向けに同様の措置を Microsoft に要求するよう呼びかける要望書 (PDF ファイル) を公表した。

ECIS は Microsoft に対し、しばしば対立する立場をとってきた。同団体による要望書の公表は、ブラウザ選択画面を搭載した Windows 7 正式版の出荷開始と重なった。ECIS の加盟社を見ると、Opera、Oracle、IBM、Red Hat といった Microsoft の強力なライバルが名を連ねており、さながら Microsoft の競合相手の紳士録といった趣だ。

ECIS の法務顧問兼広報担当 Thomas Vinje 氏は、同団体の声明の中で次のように述べている。「欧州における今回の取り組みは、競争の促進に役立つものだが、『Internet Explorer』(IE) と結びついた OS を持つ世界中のコンピュータのほとんどを置き去りにしたままだ。われわれは、世界中の競争性に関係する規制当局に対して、欧州で何が起こったのかを詳しく調べ、自国の消費者のために行動を起こすよう求める」

これに対し、当然のことながら Microsoft は反発を示す。

Microsoft の広報担当ディレクタ Kevin Kutz 氏は、取材に対して Eメールで次のように述べた。「IE にまつわる諸問題は、すでに米国を始めとする複数の国々で、広範な法的措置の対象となった。欧州委員会 (EC) が数年にわたる訴訟の結果追求してきたブラウザ選択画面とは異なる内容だが、そうした国々は各国それぞれの法的解決策を設けている」

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