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SAP、新任の共同 CEO が戦略を説明2月に経営陣を一新した独ソフトウェア大手 SAP が、シリコンバレーの同社オフィスで開催したメディアイベントで新しい共同 CEO のお披露目を行なった。2月に突然辞任した前 CEO の Leo Apotheker 氏が単独の CEO として同社を率いたのは、わずか9か月間だった。
後任として共同 CEO に就任した (それぞれ米国とドイツを拠点にする) Bill McDermott 氏と Jim Hagemann Snabe 氏は、およそ1時間にわたって SAP の戦略に関する質問に答えた。その主な内容は、同社オンデマンド製品『SAP Business ByDesign』の開発遅延、およびライバル企業 Oracle との競合に関するものだ。 Business ByDesign は、salesforce.com や Google などの企業がせめぎあい、急成長するオンデマンド型ソフトウェア市場における SAP の重要な製品だ。SAP によれば、同製品は顧客企業100社がテスト版を利用しており、現在バージョン2.0だが、次のバージョン2.5を、初の一般向け提供製品として今夏リリースする計画だという。 McDermott 氏は、同製品の市場投入に予定より時間がかかっていることを認めた上で、製品としての完成度が得られるまで待つ価値はあると語った。「SAP はサプライチェーン管理から現金管理、顧客関係管理 (CRM) まで、本当に実行が困難なことをすべてやってのける」と同氏は語り、他のプロバイダの SaaS (サービスとしてのソフトウェア) はそれに比べると全く包括的ではなく、統合も不十分だと指摘した。 「最良のものはそう簡単には生まれない」と McDermott 氏は語った。 また、最大のライバル Oracle については、買収によって大きく成長している同社に対し、SAP は主に自社の中核製品を拡張する手法を取っているため、SAP の方が明らかに有利だと McDermott 氏および Snabe 氏は主張した。 「当社の顧客は、多くのミドルウェアを用いて全体の連携を図る必要がない」と Snabe 氏は語った。 関連記事 関連テーマ
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