![]() ![]() ![]() ![]() 新しい“サービス検索”プラットフォームへの取り組み(1)この記事のURLhttp://japan.internet.com/busnews/20100526/4.html
著者:japan.internet.com 編集部
国内internet.com発の記事
今回から Yahoo! JAPAN で提供している検索サービスの概要および仕組みについて解説します。また回を通じて解説していく上で、私たちが新たに開発している検索プラットフォームについても紹介していきます。
Yahoo! JAPAN では大きく分けて2種類の検索サービスを提供しています。一つはウェブ検索、もう一つはサービスごとの検索です。ウェブ検索はトップページの上部にある検索窓から利用できる、いわゆる「Yahoo!検索」と呼ばれるものです。世界中のウェブページを毎日巡回し、検索ワードに適した検索結果を提供しています。 サービスごとの検索とは、Yahoo!オークションや Yahoo!地図、Yahoo!知恵袋など、Yahoo! JAPAN にて提供している数多くのサービスごとに設けている検索機能を表します。 この記事では便宜上「サービス検索」と呼ぶことにします。サービス検索は各サービスが扱うデータを対象としています。そのため、サービスで扱っている以外のページは検索結果に表れません。例えば Yahoo!オークションで検索した結果と、Yahoo!知恵袋で検索した結果を比較した際、同じ検索ワードを入力してもお互いのページがヒットすることはありません。 ウェブ検索とサービス検索は、仕組みについても異なります。ウェブ検索は Yahoo! Ssearch Technology、通称 YST と呼ばれる技術を利用しています。YST は米ヤフーを中心に開発を進めており、Yahoo! JAPAN も一部開発に携わっています。YST はクローラーをはじめインデクサー、検索サーバーなど複数のシステムで構成されています。 また Yahoo! JAPAN だけでなく全世界の Yahoo!で使われており、非常に規模が大きいシステムとなっています。2008年に公表されているデータによると、圧縮した状態で300TB ものデータ量を保有しています。また、Yahoo! JAPAN にて提供しているウェブ検索では日本向けにいくらかのカスタマイズを行っています。
対してサービス検索は、Yahoo! JAPAN にて独自の検索エンジンを利用して開発しています。Yahoo!グルメであれば飲食店のデータ、Yahoo!地図であれば住所のデータなど、コンテンツプロバイダからの信頼されたデータやユーザーにより投稿されたデータなどから検索インデックスを作成しています。各サービスごとに検索インデックスを構築するため、規模はサービスごとに異なります。 それでは、なぜウェブ検索とサービス検索とで仕組みを変えているのでしょうか。ウェブ検索では世界中のウェブページを網羅しているので、各ヤフーサービスのコンテンツもカバーしているはずです。例えばウェブ検索の条件指定によりドメインを Yahoo!グルメに絞ると、あたかも Yahoo!グルメの検索結果であるかのような結果を実現できます。 それでもなお、検索機能をサービスごとに提供しているのは「サービスの特性にあった検索結果を提供するため」です。例えば、Yahoo!グルメの飲食店を検索するページでは、キーワードだけでなく場所やジャンルなどサービスに沿った検索条件を指定できます。また、ウェブ検索では情報を集めるためにクローラを使ってウェブページを取得するため、ページの何のデータがどういう意味をもっているのかがシステム側から正確に把握できません。 対してサービス検索では、元となるデータが構造化されているため店名やジャンル、値段など各データの意味を解釈でき、細かい検索条件に対応したりコンテンツに沿ったページの順位付け(ランキング)が実装できます。ウェブ検索とサービス検索との比較についてまとめると以下のようになります。
ちなみにウェブ検索、サービス検索ともに開発者であれば自由に結果の情報を利用できます。Yahoo!デベロッパーネットワークでは、Web API にてウェブ検索や一部のサービス検索の情報を提供しており、任意のサイトで検索結果をそのまま表示したり検索結果をカスタマイズしてサービスを構築したりできます。 今回の記事では、Yahoo! JAPAN で提供している2種類の検索の違いについて解説しました。現在、私たちはウェブ検索はもちろんのこと、サービス検索にも力を入れてより良い検索結果を提供できるよう開発に取り組んでいます。次回はサービス検索について私たちが取り組んでいる新しいプロジェクトについて紹介します。 【過去の記事はコチラ】
記事提供:Yahoo! JAPAN
japan.internet.comのウエブサイトの内容は全て、国際法、日本国内法の定める著作権法並びに商標法の規定によって保護されており、その知的財産権、著作権、商標の所有者はインターネットコム株式会社、インターネットコム株式会社の関連会社または第三者にあたる権利者となっています。
本サイトの全てのコンテンツ、テキスト、グラフィック、写真、表、グラフ、音声、動画などに関して、その一部または全部を、japan.internet.comの許諾なしに、変更、複製、再出版、アップロード、掲示、転送、配布、さらには、社内LAN、メーリングリストなどにおいて共有することはできません。 ただし、コンテンツの著作権又は所有権情報を変更あるいは削除せず、利用者自身の個人的かつ非商業的な利用目的に限ってのみ、本サイトのコンテンツをプリント、ダウンロードすることは認められています。 |