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2010年5月27日 15:20

動画を利用してリーチ拡大!

Google の新たな広告手法として、YouTube へのプレースメントを動画単位で指定することができる「Video Targeting Tool」のサービスが開始された。

GoogleAdWords 広告においては、2006年5月に Web サイトのコンテンツと連動し、関連性の高い動画広告を表示する「Click-to-Play 動画広告」のサービスが開始されており、近年の「動画」に対する市場における注目度の高まりがうかがえる。

2010年5月16日、動画共有サービスである YouTube は5周年を迎えた。2005年の動画共有サイトの草分けとして黎明期を支えた YouTube も今では、全世界における1日当たりの動画視聴回数が20億回を超え、毎分24時間分の動画が投稿される程のモンスターサイトとなっている。

2009年12月にヤフーバリューインサイトが行った「情報メディアに関する調査」(PDF)によると、各情報メディアの利用度・信用度・利用意向において、YouTube に代表される動画共有サービスの利用度・信用度は、前回調査の2008年12月と比較して新聞・雑誌を超え、テレビに追いつく勢いで上昇傾向にあるとされた。

さらに、Web メディアの認知率・利用率・参加経験に関する調査においても、「動画共有サービス」は、認知率が9割、利用経験率が7〜8割に達し、Web 上で「一般的な情報メディア」としての地位を確立したといっても過言ではない。こうした調査結果から、非常に早いスピードでユーザー数を伸ばしてきたということは、容易に推察される。

また、各メディアの利用目的別調査では、「自らの情報を発信すること」といった能動的な目的の場合には、ブログや SNS の利用率が高く、一方で他からの情報を探すという受動的な目的の場合には、比較サイトやウィキペディアなどのフリー百科事典、Q&A サイト、そして動画共有サービスの利用率が高いという結果となった。

受動的な目的の中でも特に、何も目的が無くただ面白い情報を探したいユーザーの利用は、動画共有サービスが40%を上回り、Q&A サイトやブログ、SNS などが20%を下回っているのと比較すると2倍以上の差をつけて利用率が高いという結果が出ている。

近年では、モバイルデバイスの進歩により、動画などのリッチコンテンツが時と場所を選ばず閲覧可能になり、今後も動画共有サービスは利用率を伸ばしていくと考えられる。

GoogleAdWords における「Video Targeting Tool」も、こうしたマーケットニーズを一早く察知した Google の先端サービスであり、様々な情報を探しているユーザーへのリーチを拡大する方法の一つとして活用してみてはいかがだろうか。

(執筆:アウンコンサルティング株式会社 SEM グループ)


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