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検索業界の最新動向 - ad:tech san francisco 2010 参加レポート(1)
去る4月19日から21日の三日間、米カリフォルニアのサンフランシスコで行われた「ad:tech san francisco 2010」に参加した。
ad:tech はデジタルマーケティングに関する世界最大規模のカンファレンス&展示会である。日本では2009年度に東京で初めて開催され、2010年度も10月に開催されることが決定している。
ad:tech のカンファレンスは朝一番のキーノート以降、多種多様なカテゴリのトラックの中から任意のセッションに参加するというスタイルで、マーケティングの入門者から上級者まで、自分のレベルに合わせたプログラムを組むことができる。
カンファレンスでは、スピーカーたちによるプレゼンテーションの途中でも質疑応答は随時受け付けており、参加者からは何度も質問が飛び交っていた。スピーカーから参加者への一方通行になりがちな日本の同種のカンファレンスとは仕組みが異なり、疑問に対する回答をスピーカーたちからリアルタイムに得ることができるのである。
本コラムでは今回参加したセッションの中で優れた内容のものや、カンファレンス参加者から得た情報などを取り上げて連載していく。まずは Marketing Masters トラックの「Search in the Connected and Real-Time World」から紹介したい。
モデレーターは Motivity Marketing の CMO、Kevin Ryan 氏が務め、スピーカーとして Performics の VP、Client Services、Dona Ross 氏と Search and Social の Co-Founder、David Snyder 氏と Bruce Clay の President、Bruce Clay 氏と Sterling Market Intelligence の Founding Principal、Greg Sterling 氏と Alchemist Media の Founder、Jessie Stricchiola 氏が参加した。
■検索業界の現状
検索結果画面は情報が多く複雑であるため収集がつかない状態。(=「Search Clutter」と呼ばれていた。)一方で、いまだに検索や Twitter を知らない人も世の中には多いというのが現状である。
■検索とソーシャルメディアの関係性
検索とソーシャルメディアの関係性が強まり、現在の検索市場ではすべてがリアルタイムで起きるという現象が見られる。つまり、ソーシャルメディアで話題になっていることが、検索結果としてリアルタイムに反映されるようになってきているのである。
<具体例>
あるアメリカ人がイスラエルに旅行した後に、海外での携帯電話の利用料金として携帯電話会社から7万8,000ドル請求された。そのアメリカ人が携帯会社との間におきた上記ローミング問題について Facebook に投稿した結果、2時間後には Google の検索結果の上位に掲載されていたとのこと。
上記の通りソーシャルメディアの重要性がうかがえる。従って、SEO を行う場合はソーシャルメディアで話題となっているコンテンツの分析を行い、それらの内容をサイトに反映させることが重要となるであろう。
■サーチヒストリーの重要性
検索キーワードに地域名が含まれる場合はその地域名によって検索結果が異なる。(=「Intent based search」)
<具体例>
「ラスベガス ホテル」と検索する人は、検索する時点ではラスベガスにいない可能性が高い。ユーザーが求めているのは近くの情報か遠くの情報か、地域名によってアルゴリズムが判断し異なる検索結果を表示するのである。
従って、ユーザーの検索パターンを分析することでキーワードごとに検索結果の最適化が可能になるのである。
本セッションで最も感じたのは「既存」のものは絶えず変化しているということ。例えば映画は3Dを使用した新たな表現方法となり、モバイルではジオターゲティングが必須となる。
それに伴いコンテンツのデザインも変化していくであろう。これらの変化にいち早く対応していくことがマーケッターとして非常に重要であり、同時に新たなビジネスチャンスにもなり得るのである。
(執筆:株式会社アイレップ 第1コミュニケーション本部 リスティング広告ストラテジスト 帷勝博)
ad:tech はデジタルマーケティングに関する世界最大規模のカンファレンス&展示会である。日本では2009年度に東京で初めて開催され、2010年度も10月に開催されることが決定している。
ad:tech のカンファレンスは朝一番のキーノート以降、多種多様なカテゴリのトラックの中から任意のセッションに参加するというスタイルで、マーケティングの入門者から上級者まで、自分のレベルに合わせたプログラムを組むことができる。
カンファレンスでは、スピーカーたちによるプレゼンテーションの途中でも質疑応答は随時受け付けており、参加者からは何度も質問が飛び交っていた。スピーカーから参加者への一方通行になりがちな日本の同種のカンファレンスとは仕組みが異なり、疑問に対する回答をスピーカーたちからリアルタイムに得ることができるのである。
本コラムでは今回参加したセッションの中で優れた内容のものや、カンファレンス参加者から得た情報などを取り上げて連載していく。まずは Marketing Masters トラックの「Search in the Connected and Real-Time World」から紹介したい。
モデレーターは Motivity Marketing の CMO、Kevin Ryan 氏が務め、スピーカーとして Performics の VP、Client Services、Dona Ross 氏と Search and Social の Co-Founder、David Snyder 氏と Bruce Clay の President、Bruce Clay 氏と Sterling Market Intelligence の Founding Principal、Greg Sterling 氏と Alchemist Media の Founder、Jessie Stricchiola 氏が参加した。
■検索業界の現状
検索結果画面は情報が多く複雑であるため収集がつかない状態。(=「Search Clutter」と呼ばれていた。)一方で、いまだに検索や Twitter を知らない人も世の中には多いというのが現状である。
■検索とソーシャルメディアの関係性
検索とソーシャルメディアの関係性が強まり、現在の検索市場ではすべてがリアルタイムで起きるという現象が見られる。つまり、ソーシャルメディアで話題になっていることが、検索結果としてリアルタイムに反映されるようになってきているのである。
<具体例>
あるアメリカ人がイスラエルに旅行した後に、海外での携帯電話の利用料金として携帯電話会社から7万8,000ドル請求された。そのアメリカ人が携帯会社との間におきた上記ローミング問題について Facebook に投稿した結果、2時間後には Google の検索結果の上位に掲載されていたとのこと。
上記の通りソーシャルメディアの重要性がうかがえる。従って、SEO を行う場合はソーシャルメディアで話題となっているコンテンツの分析を行い、それらの内容をサイトに反映させることが重要となるであろう。
■サーチヒストリーの重要性
検索キーワードに地域名が含まれる場合はその地域名によって検索結果が異なる。(=「Intent based search」)
<具体例>
「ラスベガス ホテル」と検索する人は、検索する時点ではラスベガスにいない可能性が高い。ユーザーが求めているのは近くの情報か遠くの情報か、地域名によってアルゴリズムが判断し異なる検索結果を表示するのである。
従って、ユーザーの検索パターンを分析することでキーワードごとに検索結果の最適化が可能になるのである。
本セッションで最も感じたのは「既存」のものは絶えず変化しているということ。例えば映画は3Dを使用した新たな表現方法となり、モバイルではジオターゲティングが必須となる。
それに伴いコンテンツのデザインも変化していくであろう。これらの変化にいち早く対応していくことがマーケッターとして非常に重要であり、同時に新たなビジネスチャンスにもなり得るのである。
(執筆:株式会社アイレップ 第1コミュニケーション本部 リスティング広告ストラテジスト 帷勝博)
記事提供:アイレップ
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