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Oracle CEO、統合システムや salesforce.com 批判について語るOracle の CEO (最高経営責任者)、Larry Ellison 氏には、親しい友人である Apple の CEO、Steve Jobs 氏と少なくとも2つの共通点がある。最近になってハードウェアとソフトウェアを統合したシステムに熱意を注いでいる点、そしてライバルをけなすこともいとわない点だ。
22日の午後遅く、Ellison 氏は Oracle 主催のカンファレンス『Oracle OpenWorld 2010』で基調講演を行なったが、その内容はこの2つの共通点を表したものだった。 Ellison 氏は生き生きとした様子で、Sun Microsystems を買収した Oracle がついに、高い競争力を備え、優れた技術を持つ統合システムを提供できるようになったというメッセージを何度も繰り返した。 Ellison 氏は次のように述べている。「19日、クラウドをひとつにまとめた『Oracle Exalogic Elastic Cloud』に関する発表を行なった。これは当社のソフトウェアと次世代ハードウェアとの統合における重要プロジェクトの第2弾だ。他のシステムよりも信頼性が高く、動作速度で上回り、安全なシステムになるよう、適切にエンジニアリングされている。まるで『iPhone』のようなシステムだ」 過去の基調講演では、Ellison 氏は観客との質疑応答に多くの時間を割いていた。しかし同氏は今回、Oracle の最新製品群や、意欲的な『Oracle Fusion Applications』プロジェクトの現状に関する詳しいプレゼンテーションに持ち時間の大部分を費やした。Oracle Fusion Applications は2010年後半に部分的にリリースされ、2011年の第1四半期に全面提供される予定だ。さらに Ellison 氏は、19日の Oracle OpenWorld 公式開会式典において、salesforce.com を批判する発言をした件についても詳しく説明した。 Ellison 氏によると、SaaS (サービスとしてのソフトウェア) 事業が急成長している salesforce.com は、同事業用のサーバーを Oracle の最新型『Exadata』に切り替えた方が賢明だったという。同氏はさらに、salesforce.com は SaaS コンピューティングという新たな概念を普及させるために他社より多くのことを行なってきたにもかかわらず、同社の基盤は不安定なものだと主張し、次のように述べている。 「salesforce.com はマルチテナント環境を採用しており、それこそが SaaS、あるいはクラウド システムの必須条件だと多くの人々が思っている」と Ellison 氏は語り、こう続けた。「それはひどい誤解だ。マルチテナント環境では、Siemens や GE をはじめ、すべての顧客が同じデータベースを使用することになる (略)。セキュリティ モデルとしては最悪だ。この21世紀にわれわれが使用するテクノロジは仮想化と呼ばれるものであり、マルチテナントは登場から15年も経っている」 関連記事
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