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オンラインサービスが生み出す、年賀状の「個性」と「温かさ」 ―― 日本郵便 西村氏に聞く「郵便年賀.jp」の目指すところ (1/3)
日本郵便は、平成23年用年賀の発売開始にあわせてウェブサイト「郵便年賀.jp」をリニューアルし、今年も動画や Twitter などを活用した年賀状作りをサポートする様々な新コンテンツを公開した。
「郵便年賀.jp」は平成20年用年賀の販売にあわせてサービスインし、今年が4回目の年賀シーズンとなる。サイトでは、無料のデザインテンプレートを用意した「はがきデザインキット」や、 mixi とコラボレーションした「ミクシィ年賀状」、似顔絵作成ツールや写真合成ツールなど、インターネットの利便性を活かして年賀状作りをサポートする様々なコンテンツを提供し、昨年の取り組みでは来訪数1500万、約2億ページビューを集めた。
昨年のインタビューで、日本郵便 国内営業統括本部 切手・葉書部 e-コマース室兼務 商品開発担当の西村 哲氏は、「年賀状は Web との親和性がある。新しいチャレンジを続けたい。」と語っていたが、今年はどのような新しい取り組みを企画したのだろうか。昨年に引き続き、西村氏にお話をお伺いした。
● 「年賀状が楽しくなった」という世の中の変化を感じた2009年
「郵便年賀.jp」を開始して以降、その利用者数は毎年約140%以上伸びており、「毎年、新しい利用者が確実に増えている」ことを実感しているという。日本郵便では民営化されて以降、インターネットを活かした取り組みに積極的に取り組んでおり、「ただ、はがきを買っていただくだけ」という関係から、「インターネットの便利さを活かして、はがきを買った後の利用者をどうサポートするか」を追求してきたと西村氏は話す。
特に、Adobe AIR をベースに開発された無料の「はがきデザインキット」は、昨年269万ダウンロードという記録的な大ヒットになった。ソフトウェア業界でミリオンセラーは数えるほどしかないという状況で、この数字は驚異的と言えよう。また、携帯電話から吹き込んだ音声をQRコードに変換し、年賀状に貼り付けられる「サウンド年賀」も若者を中心に多くの利用者を集めた。「『文字やイラストを書いて送る』という従来の年賀状のあり方を超える可能性を見た」と西村氏は振り返る。
西村氏は、このような利用者の増加を「年賀状って楽しい」「年賀状が変わった」という気づきや話題を世の中に届けることができたと評価している。「郵便年賀.jp」は、インターネットの主要利用者層である10代から30代をターゲットにコンテンツ作りをしてきたが、その目的は若い人たちに年賀状の良さを再認識してもらい、文化として改めて世の中に広めることだという。その目的が着々と果たされてきていると言えよう。
一方で、「郵便年賀.jp」は年配層の利用も多く、「インターネットが若者だけのものではなくなった」と西村氏はその利用者層の広がりを実感している。そのため、日本郵便ではデジタルリテラシーが低くても利用できるシンプルで簡単なサービス作りと、利用方法がわからない人でも使えるようにチュートリアルムービーの整備やサポート窓口の開設などを進めてきたという。
「郵便年賀.jp」の提供する消費者をサポートする様々なサービスと、年代を問わない利用者の拡大によって、「年賀状を送る」という習慣、文化のトレンドが着実に変化してきたのである。
次に、今年の「郵便年賀.jp」に登場した新たなサービスについてお伺いした。
「郵便年賀.jp」は平成20年用年賀の販売にあわせてサービスインし、今年が4回目の年賀シーズンとなる。サイトでは、無料のデザインテンプレートを用意した「はがきデザインキット」や、 mixi とコラボレーションした「ミクシィ年賀状」、似顔絵作成ツールや写真合成ツールなど、インターネットの利便性を活かして年賀状作りをサポートする様々なコンテンツを提供し、昨年の取り組みでは来訪数1500万、約2億ページビューを集めた。
昨年のインタビューで、日本郵便 国内営業統括本部 切手・葉書部 e-コマース室兼務 商品開発担当の西村 哲氏は、「年賀状は Web との親和性がある。新しいチャレンジを続けたい。」と語っていたが、今年はどのような新しい取り組みを企画したのだろうか。昨年に引き続き、西村氏にお話をお伺いした。
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| 日本郵便株式会社 国内営業統括本部 切手・葉書部 e-コマース室兼務 商品開発担当 西村 哲氏 |
● 「年賀状が楽しくなった」という世の中の変化を感じた2009年
「郵便年賀.jp」を開始して以降、その利用者数は毎年約140%以上伸びており、「毎年、新しい利用者が確実に増えている」ことを実感しているという。日本郵便では民営化されて以降、インターネットを活かした取り組みに積極的に取り組んでおり、「ただ、はがきを買っていただくだけ」という関係から、「インターネットの便利さを活かして、はがきを買った後の利用者をどうサポートするか」を追求してきたと西村氏は話す。
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| 郵便年賀.jp トップページ |
特に、Adobe AIR をベースに開発された無料の「はがきデザインキット」は、昨年269万ダウンロードという記録的な大ヒットになった。ソフトウェア業界でミリオンセラーは数えるほどしかないという状況で、この数字は驚異的と言えよう。また、携帯電話から吹き込んだ音声をQRコードに変換し、年賀状に貼り付けられる「サウンド年賀」も若者を中心に多くの利用者を集めた。「『文字やイラストを書いて送る』という従来の年賀状のあり方を超える可能性を見た」と西村氏は振り返る。
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| 昨年269万ダウンロードを記録した「はがきデザインキット」 |
西村氏は、このような利用者の増加を「年賀状って楽しい」「年賀状が変わった」という気づきや話題を世の中に届けることができたと評価している。「郵便年賀.jp」は、インターネットの主要利用者層である10代から30代をターゲットにコンテンツ作りをしてきたが、その目的は若い人たちに年賀状の良さを再認識してもらい、文化として改めて世の中に広めることだという。その目的が着々と果たされてきていると言えよう。
一方で、「郵便年賀.jp」は年配層の利用も多く、「インターネットが若者だけのものではなくなった」と西村氏はその利用者層の広がりを実感している。そのため、日本郵便ではデジタルリテラシーが低くても利用できるシンプルで簡単なサービス作りと、利用方法がわからない人でも使えるようにチュートリアルムービーの整備やサポート窓口の開設などを進めてきたという。
「郵便年賀.jp」の提供する消費者をサポートする様々なサービスと、年代を問わない利用者の拡大によって、「年賀状を送る」という習慣、文化のトレンドが着実に変化してきたのである。
次に、今年の「郵便年賀.jp」に登場した新たなサービスについてお伺いした。
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