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【CES2012】OnLive、iPad から Windows 7を利用可能にするアプリ「OnLive Desktop」を発表今週は CES ウィークだ。ラスベガスでは多くの家電製品が発表されており、中にはそれを業務で使えないかと考える人もいる。
私たちのような IT 業界の人間は、かつてはそういった考えを一笑に付してきた。だが、iPhone の登場以降、もはや笑い飛ばすことはできなくなっている。
このサービスで興味深いのは、Windows アプリケーションを iPad から利用可能となるだけでなく、ローカルで稼働させるよりも(そんなことはできないのだが)より安全な利用が可能ということだ。 同様なサービスは、例えば Citrix などからも提供されている。だが、OnLive Desktop のサービスはコストが格段に抑えられているだけでなく、パフォーマンスも犠牲にしない。 OnLive 私は OnLive が昨年公開されて以来、ずっと魅了され続けてきた。OnLive では、ハイパフォーマンスゲームのストリ―ミング提供が実現されているからだ。 OnLive は独自のサーバーを開発しパフォーマンスの高い PC をエミュレートしている。そして、そのデスクトップをリモートデバイスへとストリームする。最初は、ストリーム先のデバイスは PC に限定されていた。だが、OnLive はそれを次に TV に拡張し、現在ではほとんどのタブレットからも利用可能にしている。 OnLive の障壁となっているのは、インターネット回線のバンド幅だ。また、デバイスの物理的な制限も問題となることがある。例えば、スマートフォン上で OnLive クライアントを実行した場合、Windows のユーザーインターフェイスがタッチスクリーンから操作するのが困難な場合がある。 今後の展望 私は、OnLive Desktop が「クラウドデスクトップ」を実現するのではと期待している。 現在私は OnLive のゲームを Samsung の Galaxy タブレットから利用しており、まずまずの結果を得られている。前述の通り、Windows 7 がタッチインターフェイスにうまく対応していないため、不便を感じることはある。 だが、Windows 8 がリリースされれば、この問題は解決するだろう。Windows のアプリケーションやゲームでは、タッチインターフェイスを利用したものが主流となるはずだからだ。 OnLive のようなサービスと Windows 8 の組み合わせは、多くの可能性を提供する。例えば、従業員が新しいアプリケーションを購入するかどうか判断する目的で、購入前にテストすることができるようになる。 実際、私は OnLive を新しいゲームを試すために利用している。例えば友人の子どもたちにゲームを買ってあげるとき、そのゲームが親たちが嫌がるようなものでないかを確認するのに便利だ。これは、そのまま企業向けのアプリケーションにも適用可能だろう。 購入後にもメリットがある。OS もアプリもクラウド上にあるため、従業員がうっかりアプリケーションを壊すといったことは無くなる。また、従業員が PC やタブレットを紛失してしまってもセキュリティを確保できる。 様々な意味で、OnLive Desktop は第三世代の「シンクライアント」と言えるし、また初の「クラウドべースクライアント」でもある。 まとめ:Desktop As A Service あらゆるコンピューティングはサービスへと移行しつつある。そして、そのサービスはあらゆるプラットフォームで提供され始めている。興味深いのは、ゲーム業界がこの分野をリードしつつあるという事実だ。 OnLive は「OnLive Desktop」の公表で、デスクトップさえもサービスにしてしまう未来へと一歩近づいた。私たちはいまこの大きな変化の始まりにいるのだろう。いまから10年後、デスクトップは自分以外の誰かによってロードされ、パッチをあてられ、メンテナンスされる時代となっているかもしれない。「Desktop As A Service」の時代はそのときに訪れる。 関連記事
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