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Red Hat、RHEL 6.3 を公開―仮想化スケーラビリティの新時代を告げる
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Red Hat の Linux エンジニアリング副社長である Tim Burke 氏は、InternetNews.com に対し次のように語った。
「Red Hat は、仮想ゲストがサポート可能な CPU 数を、以前の64から160まで増加させた。仮想ゲストによるハイエンドなコンピューティングワークロードが増加したことで、スケーラビリティがより重要になってきたためだ」
Red Hat はまた、仮想ゲストに割り当てられるメモリ量も増加させた。RHEL 6.3 では、仮想ゲストは以前の 512GB から、2TB までメモリを利用可能となった。SCSI サブシステムで利用できる仮想ディスク数は、以前の1ゲストあたり25個までから一気に数千にまでにスケールアップされた。
可用性という点では、Red Hat は「Dynamic CPU Hotplug」も提供を開始する。これは仮想ゲストが稼働状態のときに、仮想 CPU を追加できるテクノロジーだ。
「以前であれば、CPU の追加には一瞬とはいえ仮想ゲストをシャットダウンする必要があった。だが 6.3 では稼働させたままで拡張が可能だ。同様に、仮想ゲスト稼働時にディスクボリュームサイズを変更することも可能になった」
スケーリング機能の向上については、Intel による新しい CPU「Xeon E5」によるところも大きい。だが、Burke 氏は、多くは Red Hat 自身がコードを書き換えたために実現したものだと強調した。
これだけ高いレベルのスケーラビリティを実現しているにも関わらず、Burke 氏はスケーラビリティにはまだ向上の余地があると強調する。Burke 氏は例としてビッグデータや Hadoop を引き合いにだし、これらのシステムによるワークロードは、さらに多くの CPU や並列処理を要求すると述べた。
「我々の最終的な目標は、ベアメタルから仮想化やクラウドへと移行した顧客に対して、シームレスな体験を提供することだ」
仮想インフラへの移行をサポートするため、RHEL 6.3 では Virt P2V ツールも提供する。
「Virt P2V は、ハードディスクイメージから、仮想マシン用のディスクイメージファイルを作成できる」
RHEL 6.3 ではセキュリティも強化され、OpenSSH による「2要素認証」が採用されている。OpenSSH は、Linux サーバー管理者がリモートアクセスする際の重要な方法の1つとなる。
「2要素認証自体は以前から存在する技術だ。だが、これまでは OpenSSH に統合されていなかった」
Sean Michael Kerner は、InternetNews.com の主任編集者。
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