モバイル検索のメインストリーム今年の夏は冷夏といわれていたが、ここ最近は非常に暑い日が続いている。こうも暑いとなかなか外には出たくなくなるものだ。その一方、学生は夏休みを謳歌している様に見える。
オフィスからそう遠くない原宿に出かけると、竹下通りでは夏休みの学生達が昼間であっても暑さに関係なくショッピングやおしゃべりに興じている。 一般的には2月と8月は広告業界では売上げが落ちると言われている。しかし、モバイル業界では、特にこの8月は「夏休み特需」といわれる事象が起こる。普段の月と比較しても8月は広告閲覧数が伸びるのだ。 とある代理店の担当者に言わせれば、インプレッション保証のピクチャー広告などは「枠は満稿で、その上、想定した日数よりも早くインプレッション数に達してしまい困った」などと嬉しい悲鳴をあげている程である。 この原因は、上にも書いているように夏休みになり、自由時間が多くなり、外出先等で情報を得るために、携帯電話を使うためと考えられている。つまり「夏休み特需」の一翼は、竹下通りなどに集っている若者が担っているのだ。 一般的にモバイルの検索は PC と比べ、若年層が多いと考えられている。それは人気の検索ワードにも如実に現れる。 よく言われるのは、仕事系である。「正社員」よりも「アルバイト」の方が、検索数が多い。実際にとある飲食店で聞いた話では、若いアルバイトを募集する際に広告を出稿するのは雑誌が中心であったが、今は一緒にモバイルを含めて広告を出さないと全然集まらないという。 また、トレンドにも非常に敏感で「SMAP」よりもデビューしたばかりの「Hey! Say! 7」の方が検索数がより多く、男性グループでは「ORANGE RANGE」よりも「GreeeeN」の方が検索数が多い。お笑いでは「小島よしお」の人気が急に伸びている。 一般的には、新曲やアルバムの販売開始時期や、テレビへの露出が増えればそれと連動して検索数も上がってくる傾向がある。逆にトレンドに敏感ということは、廃れるのも非常に早いのだが…。 一方で「保険」や「不動産」などは、総じて PC に比べてあまりボリュームは大きくないのが現状だ。この点はモバイルと PC の違いと言われるところだ。 媒体によって多少傾向は違うと思われるが、上に挙げたアーティストやお笑い芸人を知っている世代が、モバイル検索のメインストリームにいることは間違いないと思われる。 この世代を上手く取り込むことが、モバイルでのプロモーションを成功させる一つのポイントではないだろうか。 |