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中橋義博 中橋義博(なかはし よしひろ)
モバイルSEM広告を世界で初めて開始した、サーチテリア代表取締役CEO。

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 ホーム  http://www.searchteria.co.jp/

最新コラム

イメージと現実

著者: 中橋義博 プリンター用 記事を転送
2008年2月6日 09:00 付の記事
□国内internet.com発の記事

とかく私を含めて、人間というのは「イメージ」という名の先入観を持ってしまっている。例えばレストランでメニューを見て、注文してみると自分の想像とは全く違っていたりすることは珍しいことでない。

広告はやはりイメージが重要であり、実際に商品やサービスがユーザーのイメージしたものと大きくかけ離れてしまうとユーザーは、あっという間に逃げてしまう。

これはリスティング広告にとっても同じことであり、特に携帯のリスティングとなると多くのユーザーは自分が求めているイメージがほぼあって検索していることが多いのではないかと考えている。

キーワードのマッチングに関しては非常に気を遣っているが、実際ユーザーがどの様なイメージを持って広告文をクリックしたのかまで気に掛ける広告主様は、まだあまり多くないと感じてしまう。

自分がどの様な理由で検索をし、どの様な考えを持ってリスティング広告や検索結果をクリックするかを今一度見直すことで、私が言いたいことを少しは理解していただけるのではないかと思う。

例えば、「バレンタインだからちょっと変わったデコレーションメールの素材が欲しい」場合の行動はこのような感じではないだろうか?

1:「デコレーションメール」で検索をする。

→検索結果と同様に、リスティング広告も表示される

2:「デコメ取り放題」や「季節のデコメ」、「豪華商品プレゼント」等いくつかの広告が表示される。

→見出しは目立つので、そこである程度のフィルタリングを掛ける

3:表示された中から、興味のあるいくつかの検索結果と広告の見出し文を読んでみる。

→ここで自分の中のイメージと最終的な刷り合わせが発生する

4:「バレンタインのデコメも満載」というリスティング広告の説明文に惹かれてクリックする。

→この時点で初めてサイトに誘導できる

クリックして飛んだサイトが自分のイメージと合わなかったら、元に戻り別の広告や検索結果をクリックしていく。自分のイメージの許容範囲から出てしまったら、キーワードを変えて再度検索するという流れが存在するのではないだろうか。

つまり、ユーザーがクリックするのは自分の持っている検索結果のイメージと近いからであり、全く箸にも棒にも引っかからないようなら、そもそも見出し文を見るだけで広告本文まで読む機会はガクッと減ってしまうと考えている。

そのため、目的に沿った広告文を作る必要がある。ユーザーの誘導を広告成果の主眼とした場合は最大公約数的なイメージが重要であり、確実に行動に結び付けたいのならばユーザーを絞った広告文が必要となってくるのだ。

広告文について書いてきたが、このイメージというのはランディングページを含めたサイト内容も非常に重要である。

ある程度の自らのイメージと近いから広告をクリックしてサイトに来たのだが、そのサイトが自らの思っていたものと違った場合は即座に出て行ってしまう方が大多数であり、逆に色々探そうというユーザーの方がまれであるということを認識しておかなければならないだろう。(ユーザーにとってクリックしたものがオーガニックな検索結果かリスティング広告なのかは関係ないし、大抵は理解していない)

もちろん単純にアクセス数やユニークユーザーを増やすためならこれでも良いだろうが、会員登録までを考えるのならば、訪れたユーザーのイメージに合うような物を出来るだけ早く示すことが出来るかは大きなポイントになってくる。

最近リスティングのテクニックばかりが溢れてしまい、基本的なことが忘れられてしまっているように感じることが多くある。ここでもう一度基本に立ち返り、ユーザーがどの様な意思を持って広告をクリックするのかということを考えてみてはどうだろうか。


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