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各キャリア公式検索エンジンの特徴前回は「モバイル検索エンジンの夜明けと今」と題し、モバイル検索エンジンのこれまでの発展と、ユーザー動向の変化について簡単に説明したが、今回はモバイル SEO の観点から検索エンジンの特徴を見直していこうと思う。
モバイルサイトの世界は、キャリア公式サイトとそれ以外のサイト(一般サイト)の2種類に分かれるが、その中でもまずは「公式サイトのみを対象とした検索エンジンの特徴」に関して、キャリアごとに説明していきたい。 iモード(NTT ドコモ) ■検索エンジン 公式サイト対象検索エンジン:iMenu 検索 全サイト対象検索エンジン:Google(2008年4月より) ※検索結果画面から、その他16種類の検索エンジンに遷移も可能 ■特徴 iMenu 検索の大きな特徴は、メニューカテゴリ内の順位が、検索順位にも影響をおよぼしていることである。 iMenu カテゴリ内のメニュー順位は、ユニークアクセス数やサイトユーザー数、サイト売上などの諸条件により決めらるため、iMenu の検索順位を上げるためには単純な SEO 施策だけでは十分な効果を効果を挙げることが出来ない。(2008年6月より、カテゴリ内順位が一部入札形式となり、順位付けのルールが変わる可能性がある) iMenu 検索への SEO 対策を行う場合、どこのページを検索結果として表示させるかに、特に注意する必要がある。 リンク文字によるリンク先ページを強化する、という施策ができないため、キーワードとマッチしないページがヒットすることが多々ある。特に、会社名やサイト名で TOP ページがヒットしていないケースも多いため、robots.txt などで制御をしていくことに気を使いたい。 EZweb(au) ■検索エンジン 公式サイト対象検索エンジン:Google(2006年7月より) 全サイト対象検索エンジン:Google(2006年7月より) ■特徴 公式サイト内を検索する Google(ezGoogle)の特徴は、公式サイト内のみの情報を収集する(クローリングする)仕組みになっていることである。 iMenu 検索と異なり、カテゴリメニュー内の順位は影響せず、純粋なロボット検索であるため、モバイル SEO 施策によって検索結果の上位に表示させることが可能である。 ただし、純粋なロボット検索であるため、公式サイトであってもクローリングできないサイトがあり、そういったサイトはサイト名で検索しても ezGoogle でヒットしない。 ezGoogle でまったくヒットしない場合、原因として、IP 制限やクローリング開始 URL の申請の誤り、会員認証箇所の誤りなどのちょっとしたミスが考えられる。 SEO 施策で改善効果が出やすいのも ezGoogle の特徴であるが、上記のような問題を抱えている場合には、まずは早急に対応したい。 Yahoo! ケータイ(ソフトバンクモバイル) ■検索エンジン 公式サイト対象検索エンジン:なし 全サイト対象検索エンジン:Yahoo! モバイル(2006年10月より) ■特徴 iモード、EZweb と異なり、Yahoo! ケータイには公式サイトのみを検索する検索エンジンはない。Yahoo! モバイルでは全サイトが検索対象となっており、公式サイトと一般サイトを合わせて表示させる。 一般サイトはさらに、Yahoo! カテゴリに登録されているサイトとそれ以外のサイトに分類されるため、Yahoo! ケータイの検索結果では公式サイト、カテゴリ登録サイト、その他のサイトという3つの区分が分かれて表示される。(ちなみに、公式サイトはカテゴリ登録をすることが出来ない) 公式サイトよりもカテゴリ登録サイトの方が上位表示されやすいため、公式サイト運営企業からすると最も厄介な検索エンジンである。Yahoo! ケータイ用サイトを他2キャリアとは別に構築して個別対策を行っているケースも存在する。 しかし、Yahoo! ケータイのユーザー数は他2キャリアに比べるとまだ少ないため、自社サイトのユーザー属性やキャリア比率といったバランスを考えた上で注力することが必要かもしれない。 今回は、キャリアごとの検索エンジンの特徴を各エンジンで有効な SEO 施策を交えて、簡単に紹介させていただいた。 ただし、今回触れた SEO 施策は、全て公式サイトを対象とした施策である。公式サイト運営企業にとっては、全サイト対象検索エンジンによる検索でもヒット対象となるため、全ての検索エンジンに気を配る必要がある点には注意して頂きたい。 一般サイト運営企業にとっては、全サイトを対象とした検索エンジンに加え、公式サイト専用の検索エンジンにも表示されるようになるだけでも、対象とするユーザーの母集団が大きくなり、より多くのユーザーを集められる可能性が高まる。 au、ソフトバンクモバイルであれば公式サイト登録も比較的容易になってきているため、一般サイト運営企業には、公式化するというのも一つの選択肢として検討してみることをおすすめする。 (執筆:モバイル SEO 事業部 事業部長 佐藤竜也) 記事提供:フラクタリスト・モバイルSEO事業部
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