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Google モバイルの地域情報検索とその可能性第三回で基本的な Google モバイル対策を紹介したが、今回は Google モバイル対策の中でも特殊な「地域情報検索対策」と、今後の発展可能性について紹介したい。
2007年10月に Google モバイルがリニューアルされたが、その目玉の一つが地域情報検索機能の強化であった。 リニューアル前は、Google モバイルの検索結果にはモバイルサイトのみ表示されていたが、リニューアル後はそれに加えて画像や天気、地域情報が表示されるようになった。また、検索を行った地域情報は5件まで保存され、次回以降の検索の際に活用されるようになった。 たとえば、「溜池山王 眼科」と検索すると、溜池山王にある眼科の情報が検索結果画面に表示されるが、同時に“溜池山王”とい地名が情報として保存される。 次に地域に関連するワード(グルメ、マッサージなど)を検索すると、通常の検索結果に併せて保存された地名(ここでは溜池山王)にあるグルメやマッサージの情報も、周辺情報として表示されるのだ。 少し話は脱線するが、地名を情報として保存するには、現在では検索ワードとして地名も入力する必要があるが、2007年以降に発売された携帯端末には GPS 機能が標準搭載されているため、将来的には GPS と絡めた形での検索結果表示も行われるかもしれない。 話を元に戻すが、それでは、Google が強化を進める地域情報検索機能をモバイルサイト運営企業として有効活用するにはどうすればよいだろうか。次にその方法を紹介するが、この方法はリアル店舗を持つ企業にとっては非常に有効な手段であるものの、それ以外の企業にとってはさほど効果がないことは、了承いただきたい。 Google モバイルに周辺情報として表示される情報は、Google のローカルビジネスセンターから登録された Google マップの無料リスティング広告の情報である。 ローカルビジネスセンターへの登録には Google のアカウントが必要ではあるものの、基本的には誰でも登録が可能である。必須情報、カテゴリ、営業時間、支払い方法および写真などの基本情報の入力と、最後の「確認」作業によって登録は終了する。 ところで、この「確認」というステップだが、以前までは Google からのハガキの郵送(到着するのに約2〜3週間を要する)連絡のみによって行われていたが、現在では数分で完了する電話による確認が可能になっており、便利になった。 基本情報入力の際に電話での認証を指定しておくと、Google の自動電話システムから指定の番号(店舗の電話番号)に電話がかかってくる。ここで、Google の画面上に表示されている PIN(Personal Identification Number)コードをダイアルすると登録作業は全て完了する。 Google モバイルの周辺情報での表示順位には、周辺情報として登録された内容が大きく影響しており、中でも最も重要視されるのは登録した店舗の立地情報(駅からの距離など)である。そのため、SEO による上位表示施策を検討するのは困難である。 しかし、登録は無料で、作業も簡素化されているので、店舗を運営している企業には登録をお勧めしたい。 さて、今後、Google の地域情報検索はどのようになっていくだろうか。前述のように GPS との連動の可能性も大いにあり得ると想像されるが、それと併せて「GOOG-411」(Google Voice Local Search)も意識しておくべきサービスと思われる。 このサービスは2007年10月に米 Google が米国内の地域限定で正式サービス化したものであるが、1-800-4664-411(米国の電話番号)に電話をし、音声でエリア等を伝えると自動的に店舗に電話がつながるという地域情報検索と音声認識とを連動させたサービスである。 Google のマリッサ・メーヤー副社長は日本での導入には否定的な態度を示しているが、Google が地域情報検索に力を入れてきていることは間違いないことであり、今後日本市場にマッチした形での新サービスが出てくることは大いにありえるだろう。 (執筆:モバイル SEO 事業部 事業部長 佐藤竜也) 記事提供:フラクタリスト・モバイルSEO事業部
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