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モバイルSEO@フラクタリスト
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モバイル専業のマーケティング・ソリューション会社、フラクタリスト。本コラムは、マーケティング事業で培った「マーケティグ力」とソリューション事業で培った「技術力」を強みとしたモバイルSEO事業部のコンサルタントが執筆いたします。

iMenu 公式検索向けモバイル SEO 施策

国内国内internet.com発の記事
第十一回は、「応用的な SEO 施策(3)」と題し、多くの検索エンジンに対して有効な、サイト内のコンテンツ間でのリンクを活用した施策について紹介をした。

今回は、iMenu 公式検索に対して有効な、具体的な施策を紹介する。

NTT ドコモの端末はリファラー情報(※1)を送らない端末が多いため、サイト側で iMenu 公式検索経由で流入したユーザー数を正確には把握できない。しかし、iモード公式メニューに掲載されている公式サイトを、弊社にて複数調査していく中で、自然流入数(※2)に関して iMenu カテゴリ内の順位の影響を、現状それほど多く受けていないサイトがほとんどであることが分かった。

つまり、これらのサイトでは iMenu カテゴリ内の順位が下位のときも上位のときも、自然流入数はそれほど増減することがなかったことから、この自然流入の多くは iMenu 公式検索のユーザーであると推測される。

このように iMenu 公式検索は利用者も多く、SEO 対策を行う上で注意を払うべき検索エンジンであるが、あまり特徴が知られていないことが多いため今回改めて紹介をしたい。

第二回で簡単に触れているが、iMenu 公式検索はiモード公式サイトのみを対象とした検索エンジンである。

検索結果の表示順位には、サイト内の SEO 対策だけでなく iMenu カテゴリ内の順位も影響を与えると言われている。確かに、iMenu 公式検索のアルゴリズムは iMenu カテゴリ内の順位に重点が置かれているため、iモード公式サイト運営企業の中には、サイト内の SEO 対策に関しては「対策を行っても意味がない」と考える企業も多い。

しかし、iMenu カテゴリ内の順位は、単一のビッグワードで検索された場合の検索結果には大きな影響があるが、複数のキーワードを掛け合わせた場合や、単一のミドルワードやテールワードで検索された場合の検索結果に関しては、影響はさほど大きくない。

そのため、サイト内の SEO 対策の実施により、iMenu カテゴリ内の順位が低いサイトでも、iMenu 公式検索において上位にサイトを表示させ、流入を増加させることが可能である。

では、どのような SEO 対策の実施が有効だろうか。

iMenu 公式検索においては、他の検索エンジンにも増して以下の点が重要となってくる。

(1)テキストリンクで遷移できる浅いコンテンツ構造
(2)静的かつ、キーワードボリュームの多いページ


上記の重要項目に関して、適切に対策がされているサイトとされていないサイトの違いについて紹介したい。

例えば、対策が施されているサイトの場合、通常の動的なページとは別に、静的かつキーワードボリュームが多く含まれるページを特設ページ(着地ページ)として用意し、階層の浅い箇所に設置している。

そして iMenu 公式検索向けに対策が施されたこの特設ページを上位にヒットさせ、ここから通常の動的なページへリンクを張り、ユーザーを誘導している。特に注力すべきキーワードに関しては、このように特設ページを用意し、検索結果の上位表示および本コンテンツへの誘導に成功しているサイトはいくつも存在する。

一方、適切な対策がされていないサイトでは、検索結果の上位に表示されないだけでなく、着地ページとして望ましくないページが検索結果に表示されてしまう場合がある。

例えば、他の検索エンジンに対しては有効であるため、むやみやたらとサイト内のコンテンツ間でのリンクを張ることをしているサイトは多い。しかし iMenu 公式検索はリンク文字による遷移先ページの強化をすることができないため、単なるテキストとして認識される。

したがって、該当ページとは関連の薄いテキスト情報がページ下部に羅列されていると認識され、ヒットページが変わってしまうなどの悪影響をおよぼすことがある。

また、iMenu 公式検索の場合、他の検索エンジンに比べてクローリングされるページのボリュームが少ない場合が多く、最も検索エンジンに認識させたい詳細なコンテンツにクローラーがいたらないこともある。そのため、深い階層に重要なコンテンツが含まれる場合、ほとんど認識されていないケースも存在する。

このように、iMenu 公式検索においては、他の検索エンジンと異なる部分があり、注意をしておくべきだということを理解しておきたい。また、こうした iMenu 公式検索の特性から、サイト名で検索をした際に TOP ページではなく、規約ページやプライバシーポリシーページが上位にヒットするサイトも多く存在する。

それらのページは SEO 対策を強化する箇所はないため、TOP ページを検索結果の上位にヒットさせるために、robots.txt(※3)などでクローラー自体をそれらのページに行かないように制御する施策が有効である。

前述した通り、iMenu 公式検索において簡単かつ効果的な施策として、“テキストリンクを利用した浅いコンテンツ構造”と“静的かつキーワードボリュームの多いページ”の用意が挙げられるが、サイトによってはユーザビリティなどの観点からすぐに着手することが難しい場合が多い。

また、ユーザビリティ以外の観点でも、他の検索エンジンとは違う対策が必要であったり、iMenu 公式検索経由のサイトへの正確な流入数が把握できないという理由から、対策がないがしろにされがちなのが iMenu 公式検索の特徴である。

しかし、NTT ドコモの契約者数は携帯電話契約全体の半数以上に登り、多くのユーザーがサービスを利用をしていると考えられるため、iモード公式サイト運営企業様に限られはするが、iMenu 公式検索についても重きをおいて上記のような対策をされることをお勧めしたい。

(※1)リファラー情報
リンク元ページの URL のことで、Web サーバのアクセスログに記録される項目の一つ。この情報により、ユーザーがどの Web ページ経由でサイトを訪れたのかを把握することができる。

(※2)自然流入数
広告経由以外での流入数。ここでは検索経由およびキャリア公式メニュー経由の流入が該当する。

(※3)robots.txt
ロボット型検索エンジンに対するクロールについての制御を記述するためのファイル。

(執筆:モバイル SEO 事業部 事業部長 佐藤竜也)

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