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2009年7月4日
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CyberAtlas コラム2006年12月11日 11:00
週刊-サイト別アクセス状況データ
週刊-サイト別アクセス状況データ 株式会社ビデオリサーチインタラクティブ(かぶしきがいしゃびでおりさーちいんたらくてぃぶ)メールホームrss
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2006年ケータイビジネスアワード(ビデオリサーチインタラクティブコラム)

国内国内internet.com発の記事
2006年も残すところ1か月。世間では年の瀬恒例、1年を振り返った行事がたくさん行われている。そのひとつが新語・流行語大賞である。本年の大賞は「イナバウアー」と「品格」となった。ではケータイビジネスでの2006アワードは何だったのだろうか。1年を振り返って、私見!「ケータイビジネスアワード 2006」を発表したい。

まずはハード部門。なんといっても4月に開始された「ワンセグケータイ」。通信キャリアも放送局もビジネスモデルがみえないため消極的だったが、蓋を開けてみれば意外に売れている。対応機種が少ないにもかかわらず、本年末には累計400万台ペースで普及するとみられている。

エントリー No.2 は「キッズ向けケータイ」。普及限界にきていた携帯電話契約数を現状維持の伸びで推移させたのはキッズ市場の貢献が大きいから。簡単ケータイも老齢者層へのアプローチとしては小さくない。ユーザー嗜好にマッチさせた通信キャリアの戦略がヒットの要因となった。

続いてソフト部門。着信メロディが急速に減少し、着うた系に市場がシフトしているが、次なるモバイルコンテンツとして期待されているのが「モバイル電子ブック」である。2006年は電子ブック元年となった。2005年までは公式サイトのカテゴリーになかったが(サイトは57あった)、9月時点で193サイトも存在している。市場規模は46億円となり、1年前の4倍近い伸びを記録した。

エントリー No.2 は「ケータイ版 Google」。本年の話題として時期尚早かもしれないが、ケータイに PC 上でのメイン検索ツールが搭載されたことは今後のモバイルコンテンツビジネスを変える可能性を示唆している点で注目している。

最後はビジネス部門。ひとつ目は「ウィルコムの好調」である。W-ZERO3 の大ヒットに始まり、PHS を復権させた功績は非常に価値がある。ハード部門でもいい気がするが、ウィルコムのビジネス戦略を評価しビジネス部門でのエントリーとなった。10月現在430万契約で1月に比べ60万以上契約数を増やしている。

ふたつ目は「モバイル Suica」サービスイン(1月)。ケータイに定期券が搭載されたことは技術的にも苦労があったと思われる。今後の電子マネー共有に向けた動きを加速させた功績は大きい。

三番目は「MNP(モバイル番号ポータビリティ)」開始。10月24日に今のケータイ番号を変更しなくても通信キャリアを移動できる制度で大きな話題となった。その話題にさらに火をつけたのが、ボーダフォンから代わったソフトバンクモバイルのサプライズサービスの発表およびその後のシステム障害であった。結果的に初動情報では au が一人勝ちであったが、今後の FMC 時代に向けた固定通信との融合に向けた序章にすぎない。

以上が2006年のノミネートワードであった。それでは2006ケータイビジネスアワード(筆者私見)大賞は…(ドラムロール)、もちろん「MNP」である。

先日、某関係省の課長様が、流行語大賞で「MNP」が選出されないかと期待されていたが、時代の鏡「ワイドショー」にも取沙汰され、メジャーの話題になったことはいうまでもない。話題ほど中身がなかった制度かもしれないが、世間様をお騒がせさせたことは大賞として評価したい。

2007年は「MVNO」、「動画配信」など、何がケータイビジネスの話題をさらうのだろうか。ユーザーにとって安全で、安く、便利なサービスが登場することを望む。

(執筆:戸口功一/メディア開発綜研主任研究員)

記事提供: VideoResearch


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