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2008年9月6日
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Webビジネス コラム2003年5月29日 00:00
検索エンジンマーケティング
検索エンジンマーケティング 信太 明(しだ あきら)メールホームrss
アウンコンサルティング代表取締役。
検索エンジンマーケティングの先駆者として、検索連動型広告(オーバーチュア/アドワーズなど)やSEOの有効性を広く啓蒙するため尽力中。セミナーなども定期的に開催している。

SEO コンサルタントに求められるもの

国内国内internet.com発の記事
SEO の世界において、SEO コンサルタントと名乗る人は多い。また、その出身、手法はさまざまであり、我々もその一員である。SEO 業界においてコンサルタントに求められているものは当然、アルゴリズム解析力である。コンサルタント自身が PR するものもアルゴリズム解析力である。

SEO コンサルタントたるもの、google などの検索エンジンのロジックを研究し、最適化するための、つまりはキーワードによる上位ランキングを実現するための考え方(ノウハウ)を提供できなければならない。

しかしながら、我々が実際のコンサルティング現場で(特に企業向け SEO サービスの中で)経験していることは、アルゴリズムの提供だけでは最適化できない、という事実である。これは、誤解されないために説明すると、アルゴリズム解析力を持っていることが大前提であるが、それだけで最適化できない場合もあるということである。

実際に最適化提案の実現の障害となる要素は多々、存在している。

1.技術上の問題:サイト・レギュレーションの問題
  ・サイトの技術的要素において、反 SEO 的要素を外せない
  ・社内規定により、コンテンツを変えられない

2.コンサルタント側の問題:顧客とのコミュニケーション・ギャップの問題
  ・顧客への説明不足により、コンサルタントの意図した改善内容にならない。
  ・顧客の担当者との信頼関係を築けないために、改善が進まない。

3.顧客側の問題:会社都合
  ・部署間の都合で役割を越えた改善が出来ない。
  ・担当者が社内調整できない。

1.の問題については、
  ・レギュレーションを前提とした上で最適化するための提案ができる技術力
  ・レギュレーションを外すため担当者を動かす説得力
が必要である。

2.の問題については、
  ・担当者の求めていることを汲み取る感知力
  ・担当者に理解してもらうために構造だった説明ができる論理展開力
  ・組み立てた論理をわかりやすく説明するプレゼンテーション能力
  ・相手の立場にたって考えることのできる共感力
が必要であり、これらはコミュニケーション能力である。

3.の問題については、
  ・担当者を動かすための調整能力
が求められる。決裁者へのアプローチ、担当者を動かすための説得が必要であり、コミュニケーション能力がその基盤となる。もちろん、顧客の会社都合は変えられないことも多く、すべての能力をフル稼働しても解決できないことがあることは、理解しておく必要がある。

ここまで能力という視点で話を展開してきたが、コンサルティングに求められる本質は、「お客様と一緒にひとつの作品を作りたい」という情熱である。情熱のない人にコンサルタントを名乗ることはできないというのが、私個人の見解である。

ここに記したことは当たり前のことと見ることもできる。しかしながら、SEO コンサルタントに限らず、世に存在するコンサルタントと呼ばれる人々の何人が習得し、コンサルティングの現場で実現できているのだろうか。

私自身は、そして我々は、最適なサービスを顧客に提供しているのだろうか。日々、自問自答し、精進を重ねるのみである。

(執筆:山崎学/監修:信太明)

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