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2008年9月6日
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Webビジネス コラム2005年4月11日 17:30
イベント融合型企画会議「アカデメディア」
イベント融合型企画会議「アカデメディア」 アカデメディア運営事務局メールホーム
インターネットはメディアをどう変えていくのか?そしてオンラインメディアにおいて注目を集める手法とは?
百式の田口氏とクイズプロデューサーの弘中氏が毎月1社の協力企業と共に解き明かす。

第三回アカデメディアは「ゲーム会議」、「海外最新娯楽事情」に見るゲーム性の演出

国内国内internet.com発の記事
2005年3月30日、第三回アカデメディアのテーマは「ゲーム会議」。第一部では、弘中氏が参加者の事前投稿と「発想のヒント」を紹介した。第二部は、田口氏による「海外最新娯楽事情」プレゼン。さまざまな遊び心を加えたアプリケーション・コンテンツが紹介された。ゲーム性の演出は普段の仕事にどのように活かせるだろうか。「世界最小?」「世界のために」「無関心」「ゲームを盛り上げる環境」「ゲームと生産性」というキーワードから考える。

まず初めは「世界最小?」と銘打たれた Guimp。このサイトではテニス、レーシング、ボーリング、パックマンなどのゲームがプレイできるが、なぜか画面は極小で1cm四方もない。しかし操作性は悪くないので普通の画面でプレイするよりも集中できてしまうから不思議だ。極端なサイズがゲーム性の演出に一役買っているということだろうか。これを応用して「『世界一小さな名刺を作ってみる』『A1の巨大な年賀状を送ってみる』『フラッシュカードでプレゼンしてみる』というのもアリなんじゃないか」と田口氏。

続いて紹介されたのが ESP game。このゲームは、オンラインになっている他のユーザーと一緒に「Web 上の絵が何を表しているか」をテキストで当てるというもの。例えば、リンゴの絵なら、ユーザーのうち2人以上が apple と回答した時にポイントが入ることになる。同時にこのゲームには、その回答を画像検索に使うことができる、という特徴もある。画像検索では、横のテキストや注釈につけられたテキストで判断されるため、あまり正確ではない。そこで、ゲームを通じてネット上の画像に名前をつけさせてしまえ、という発想だ。プレイすればするほど、ユーザーは画像検索が容易になるという意味で「世界のために」貢献しているわけである。田口氏のおススメの応用例は「社内資料を整理するゲーム」「ニュースクリップを ML で流すゲーム」など。せっかくゲームをするのなら、人の役にたつ要素を盛り込んでみたいものだ。

NewsGaming にある2つゲームはニュースに関心を持たせてくれる。田口氏が「少し暗いゲームだけど…」と前置きしながら実際にプレイした「September 12th」は、画面中にたくさんいるテロリストに狙いをつけて大砲を撃つというもの。しかし、ただのシューティングゲームではない。もし市民に誤射してしまったら…、その時には一人の市民がたくさんのテロリストとなって復活してしまうというリアルさ。ゲームを通して攻撃することの無意味を訴えているのだ。また MADRID というゲームは、同名の都市で起きたテロを人々が忘れないようにすることが目的であると同時に、一つの事件が風化していく過程を暗示している。これらのゲームに共通するのは、「関心を持たれないことをゲームにする」という考え方だが、これは裏を返すと「ゲームによって関心を喚起する」ことでもある。同氏は「会社のミッションをゲームにするビジネス」などのアイデアを挙げた。普段は意識されないミッションも、ゲームになったら忘れることはないだろう。

「ゲームを盛り上げる環境を」と題して紹介されたのは Cheatoogle。これはゲームの名前を入れるとその Cheat Code(隠しコマンド)を検索できる「隠しコマンド検索エンジン」だ。つまりは楽しいアイデアは共有しようというものだが、これはアカデメディアについても同じである。協賛企業や参加者のアイデアはすべて公開され、Blog などに UP することも自由だ。社内 Blog など「情報を共有できる場を作るのもいいんじゃないか」と田口氏。ちなみに同氏は「ゲームがへたっぴなのですぐ隠しコマンドをさがしちゃう」そうだ。

最後の「ゲームと生産性」というキーワードは、一般的につまらないとされている作業をゲーム化して面白くしようというもの。例えば、ダイエットをゲーム化した Fitness Challenge、(子供向けに)歯を磨いている時だけ骨伝導で音楽が聞こえる Toothbrush、Fire Fox の禁煙用プラグインである Quitomzilla などがある。これに関連して、田口氏が普段行っていることとしては「メール返信は三分以内、と決め砂時計を使う」「Get Back to Work を使う」の2つだ。Get Back to Work というアプリケーションは、「次やらなければいけないこと」と「制限時間」を入力する、結果によって「Successes」「Failures」「No Work」の欄にチェックを入れる、という作業を繰り返すもの。一日終わるころには、Successes が20になってたり Failures が数個たまってたりするはずだ。このような記録があればゲーム的に作業がこなせそうである。

次回は第三部、株式会社サクセスによるプレゼンテーション「ゲーム開発の現場から」。アカデメディアの常連参加者である同社代表取締役 吉成隆杜氏と、GS 事業本部長 市崎裕康氏が登壇した。

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