ランディングページは見せ方も重要ページ訪問者数は多いのに、コンバージョンにつながらない。最初のページでユーザーが逃げてしまうことが多い……その原因は、Web ページの見せ方にあるのかもしれない。
Web サイトは、ユーザーに情報を提供するツールである。何の情報が記載されているサイトなのか、一目で判断できるページになっていなければ、ユーザーは探している情報が得られるか不安になる。よって、ここで重要なのは、訪問するユーザーの目的を把握し、どのように情報を提供するかを明確にすることだ。とりわけ、最初に表示されたページ(ランディングページ)で何を見せるかがポイントになってくる。 ページを訪れたユーザーにはそれぞれ目的がある。その目的に応じてわかりやすく情報を伝え、御社ならではのサービスを記載(=差別化)することで、資料請求や問い合わせ、さらには購買などの成果に結び付けることが可能となる。 その際に大事なのが、見せ方だ。情報の提示方法やページのデザインは、誘導手法や記述内容と同じく、重要な要素なのだ。分かりやすい情報のカテゴリ分けができているか? サービスに関心を示したユーザーが「資料を請求したい」と思ったときに、すぐに行動を起こせるような環境ができているか? ここで、目標への誘導ボタンがみつからない、またはわかりにくいなどの問題があった場合、せっかくのチャンスを失うことになる。 では、こういった機会損失を防ぐにはどうすればよいのか。筆者が担当する Web デザインの領域から、いくつか思いつくことを述べてみたい。 例えば、ボタンの配置を工夫するだけでも結果は変わるだろう。ページが表示されたときに「資料請求」のボタンが目立つ位置に表示されていると、ユーザーはまず資料請求が可能であることを認識する。さらにページの上下だけでなく、ページ中、サービスを説明する文章の節目に「資料請求」ボタンを置いておけば、ユーザーがその気になったときにすかさずアクションを起こすことができる。 配置箇所だけでなく、色を目立たせる/ボタンを大きくする/立体的にするなどの配慮をすることで、さらにユーザーへの訴求力は高まるだろう。検索連動型広告からの誘導であれば、キーワード群ごとに想定したユーザー属性があり、それぞれにランディングページを用意しているだろうから、その属性に合わせた色遣いをするなどの配慮もあってよい。 ページ内にできるだけ多くの情報を載せたがるケースも多い。しかし、ユーザーが必要としている情報をピンポイントで提示し、ユーザーがストレスなく目的を達成できるページこそがよい Web ページである。ランディングページの見せ方には最大限の注意を払いたい。 (執筆:コンサルティンググループ 渥美裕之) |