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インクジェット戦争その2:印刷物の最良保存方法は冷凍
著者: Brian Livingston プリンター用 記事を転送
▼2005年10月7日 09:00 付の記事
■海外internet.com発の記事
文書や写真を長期保存できるインクジェットインクや用紙を買うのはとてもいい考えだ。しかしすでに印刷した文書、
しかも必ずしも最高品質とは限らない印刷物を、
後で見返すことができるような保存の最善策とはいったいどんなものか?
この分野については先週、
インクジェット戦争:純正インク対サードパーティ製インクで、
プリンタの消耗品を購入する際に考えるべき質問をいくつかあげた。
安いサードパーティ製インクはプリンタにダメージを与えないだろうか?
低価格は本当にお買い得と言えるのか?
大半の会社では相当の数の文書と写真をすでに印刷したことだろう。
これら印刷物の保存方法を考えることは、
今後印刷するためにかかる費用と同じくらい大事なことかもしれない。
再出力対長期保存
不思議なことに、今では出力した印刷物のほうが、
デジタル文書や画像を保存しているハードドライブより長持ちする可能性がある。
自分の PC のハードディスクがいつかは死んでしまうのだと考える人はいないようだが、今日のハードディスクは驚くほど早く壊れる。
わずか数年で、駄目になってしまうことがある。
例をあげると、
CALCE
(Computer Aided Life Cycle Engineering Electronic Products and Systems
Center at the University of Maryland) が発表した
PDF
レポートによると、
IBM は 2.5inch Travelstar ドライブの耐用年数を、3.4年と見積もっている。
文書や写真が色あせてしまったら、新しく印刷すればいいと単純に思っているなら、
オリジナルを保存しているドライブが突然クラッシュし、
バックアップを取っていなかったという不運な目にあうだろう。
クラッシュしたディスクから有効なデータを取り戻せることが多いが、
そのような処理の専門家を雇うのは、
何百ドルとか何千ドルとかかる。
計画的にバックアップを取るほうが、はるかに安く上がる。
しかし手元にある文書の保存は、自分だけの問題ではない。
印刷した文書や写真をクライアントや同僚、友達に送ることもあるだろう。
印刷物がオレンジがかったり(シアンインクの色あせが原因)、
緑がかったり(マゼンタインクの色あせにより)しても、
そのハードコピーを受け取った人が、
交換を求めてわざわざ連絡してくることなどあまりない。
1年経った FAX 用紙が、
ほとんど読めないほどインクが薄れてしまったのを目にしたことは誰でもあるだろう。
たまに、
店のレジでもらったドット式で印刷されたレシートの文字が、
店を出たとたんほとんど読めなかったりする。
今日のインクジェットプリンタの印刷物は、これほどひどくはないが、
以下のような保存方法のきまりがあることを知っておこう。
文書保存の敵
アルバムメーカー CreativeMemories.com が、
インクジェット印刷物を駄目にしたり、
色あせさせる6つの要因を説明している。
• 高温
• 多湿
• オゾンや他の大気汚染物質
• 水濡れ
• 日光、蛍光灯、および白熱灯
• ざらざらした物質で印刷物を擦るなどの摩擦
当然 Creative Memories は、
写真はアシッドフリーの裏紙そしてプラスチックの保護シートカバーが付いたアルバムに保管することを推奨している。
このようなアルバムやインクジェット印刷物の保存容器は、
高温になる屋根裏部屋とか湿気の多い地下には置かないこと。
同社は、 『A Consumer Guide to Traditional and Digital Print Stability』
(従来プリントとデジタルプリントの長期保存のための消費者ガイド)というタイトルの無料 PDF
文書で、文書の保存方法について役立つ提案をしている。
印刷物は冷凍保存
Wilhelm Imaging Research は、インクジェットインクおよび用紙の広範囲にわたるテストで名高い会社だ。同社は、重要書類と写真をもっとも長期保存する方法に、書類を固く凍らせることを推奨している。
同社によると、氷点下温度はハードコピーを損傷するどころか、
寿命を1000倍にもするとのこと。例えば、1970年代に広く使われていたコダックエクタクロームプロフェッショナルフィルム(Kodak Ektachrome Professional films)は、華氏75度(約摂氏24度)で保管したところ、たった5年で若干目につく色あせ(10%)があらわれた。しかし、華氏マイナス4度(摂氏マイナス20度)に凍らせたところ、この程度の色あせは2100年間起こらない、と同社は PDF レポートで発表している。
Art Institute of Chicago and the Corbis-Bettman Archive Companies(1,300万写真)といった印刷物の保管会社は、この技術を採用した。実際この保管会社は、Washington Post 誌の記事によると、
2001年までニューヨーク市の地下に保管していたコレクション全体を、ペンシルベニア州西部のアイアンマウンテンに移動させたとのこと。現在写真の大半は、簡単に取り出せるようにデジタルスキャンした後、氷点下で仮死状態で保管している。
ハードコピーの保存
あなたが持っている文書や写真を、例えば家庭の冷蔵庫や冷凍庫に保管して寿命を伸ばそうとしても、期待はできない。このような場所は湿気が多すぎる。高品質の紙とインクを使用し、適度に乾燥した冷暗所に書類を保存すれば、たいていの印刷物は100年は持つ。
しかし、市場に出回る無数のインクと用紙のうち、予算に見合うものはどれなのか?
来週は、主要メーカーと小さく個人製造者の製品、そしてそれぞれの最新品質テスト結果を取り上げる。
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