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2006年3月28日 10:00
検索ボリューム推移を生かしたアドワーズの運用先日、アドワーズのキーワードツールより得られるデータに「検索ボリュームの全体的な傾向」が追加された。これは、任意のキーワードの過去12か月間の Google におけるトラフィックの変化を確認することができるものだ(※以下、アドワーズ管理画面からアクセスできるキーワードツールを想定している。一般にアクセスできる https://adwords.google.co.jp/select/KeywordSandbox のことではないことに注意してほしい)。
今までどの検索エンジン会社も検索キーワードのトラフィック推移を明らかにしてこなかった。オーバーチュアのキーワードアドバイスツールのように、キーワードの検索回数の実数値を確認できるものではないが、これは非常に画期的なデータと言えるのではないだろうか。 キーワード「転職」を例に、実際に画面を見てみたい。「転職」の過去12か月のトラフィック推移は以下の画面の通りとなる(2006年3月19日現在)。アドワーズ広告アカウントをお持ちの方はぜひログインして見てほしい。
12本が連なる棒グラフが「検索ボリュームの傾向」であり、本稿執筆時点で左から2005年3月〜2006年2月を表示している。棒の高さは、検索ボリュームの平均を100%とし、12か月間の掲載結果全体に対する比率を表したものだ。予想通り、一般的に転職シーズンと言われる2月にトラフィックが大きく上昇している事が分かるだろう。5月、6月、特に10月も盛り上がりを見せている。実際に「転職」を運用している方には、これは想像通りであろうか。 今度は「転職」に地域名を掛け合わせたキーワード、「転職 東京」「転職 大阪」「転職 福岡」を以下にそれぞれ見てみよう(2006年3月19日現在)。
3つとも、最もトラフィックが多い月が2月であることは「転職」と変わりない。「転職 福岡」は年間を通してほぼ「転職」と同じ動きをしている事が分かる。「転職 東京」は、10月が2月の次に多いようだ。しかし、特に興味深いのは「転職 大阪」であろう。やはり2月はやや多いものの、11月を除けば毎月ほぼ平坦な状況となっている。 同じ「転職」を含むキーワードでも、例えば地域によって毎月のトラフィックの傾向が異なる事がお分かりいただけたであろうか。この認識が無ければ、例えばあなたが大阪エリアの人材サービスを行っているとして、キーワード「転職」のトラフィック推移を模してアドワーズの運用を行っている場合、必ずしも効果の最大化は図れないかもしれない。 当然、上の状況は「転職」関連のキーワードのみに起こっているものではない。一度、貴社のビジネスにおいて重要なキーワードを、このツールで見直してみてはいかがだろうか。意外な発見、新しい発見をもとに、よりきめ細かいアドワーズの運用を行うことができるだろう。 (執筆:SEM インテグレーショングループ SEM チーム 山本 光) 記事提供:アイレップ
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